プレミアムゴールデンウイーク

●つい先だってカレンダーを架け替えたばかりと思っていたら、なんかもう明日から世の中ゴールデンウイークなんですってね~。しかも今年はプレミアムフライディとかいう物のおまけ付だとか。しかし、国中が一斉に行楽にいくと混んじゃって休養より疲れるだけだと思うのですが。それより、国の労働者全てに長時間労働なし、一定の年休を保証して休日をばらけさせるほうが絶対に労働者のためになると思うがいかがでしょうか。金曜3時に無理やり帰らされても翌日にしわ寄せが行くだけ。これは会社のポーズに過ぎませんね。自分だったら絶対に帰ってやるものか、と毎日がゴールデンウイークのおじいさんは思うのであった。

さて、そんなことは実はどうでも良くて、今日は実に快適な晩春の陽気で、認知症施設へのオカリナボランティアの日であった。施設の庭も緑が輝いて気持ちの良い雰囲気だった。

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今日はキーボード演奏の人が同行してくれた。演奏曲目⇒花、翼を下さい、砂山、街の灯り、たそがれの夢、小雨降る径(古いコンチネンタルタンゴをオカリナにアレンジ)、ふるさと他。

入居者の俳句が掲示してあった。なかなかの出来です。しまった、寝転がってみてください。

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施設の庭の草花。花の名は何でしょう。

1.

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2.

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3.

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4.

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5.つぼみは何でしょう。

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●値上げ

今日怪しげな通知が郵送されていた。

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これこそ気の利いたエイプリルフールとしてぴったりなんですがね~。郵便料金ってこんなに簡単に値上げできるものだとは知らなかった。まぁ民営化されてるから自由なんでしょうけど、電車賃の値上げだってもうちょっと低姿勢のはずだが。年賀状だけ据え置きってどういうこと。それなら来年から年賀状なんか買ってやるものかという人が増えなきゃいいですけどね。

 

アネモネ

雑誌にすごく綺麗な花の写真が載っていた。⇒アネモネ

この花はあまりはてなブログに登場していないように思うのでここで登場させます。

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花の説明を見ると、アネモネギリシャ語の「anemos(風)」に由来する。英語での別名はWind flower。早春の風が吹き始めるころに花を咲かせるのが名前の由来といわれています。ヨーロッパでは古くから美しさと儚さの象徴とされており、花言葉も悲しげなものになっています。アネモネ全般の花言葉は「はかなき恋」、「恋の苦しみ」。春の季語です。

花言葉知るやアネモネ風に揺れ

もう一度辛夷を。

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・青空に辛夷の白さ潔し

血栓

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皆さんは健康サプリメントを何か続けていらっしゃいますか。わたしは、摺りゴマ、オリーブオイル、にんにくから抽出した「アホエン」、万田酵素をかれこれ25年以上続けています。上の記事は血栓予防に青魚と野菜が良いという記事ですが、体内での効果の継続時間を考慮すれば、野菜は毎食、青魚は少なくも三度に一度は食べるべきだとのことです。

昨日の花クイズの花

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みやこわすれ でした。

 

 

 

 

 

句会

句会というものを初めて体験してきました。

公民館で行われた市民飛び入り自由の句会。

会のオーガナイズは常駐の句会メンバーがちゃんとやってくれます。

一人3句づつ持ち寄り、参加者全員による投票で優秀句を決め、講師の講評と賞品がもらえるという仕組みです。なんと30人の参加者でしたので、俳句人口はなかなかのものだと感じました。本当の飛び入りは私を含めほんの数人で、あとは常駐の句会メンバーのいわばベテラン俳人とお見受けしました。

投句された全句を係りが一覧表に書き写し、コピーを参加者30人に配布します。この作業が一番大変だ。なにしろ全句86句ですから。

そしてその中から各人5句優秀と思う句を選んで別紙に筆写しそれを集計します。

感銘を受けたのは、講師先生も我々と対等の立場で3句投句されるシステムであること。つまり、先生も我々の選句を受けることになる。先生なのに誰にも選ばれなかったら権威に係わるとか、そういう発想は句会というものには存在しないそうなのです。その意味ではきわめて民主的な運営だ。

さて結果ですが、最高点は7点句だった(7人に選句されたという意味)。一般メンバーの句と先生の一句だったのはさすが。私も先生の句に一票を投じたので鑑識眼はそこそこあるらしい。30人が5句選ぶから選句は計150句。これだけ対象があればゼロ点句は少ないだろうと思うと、あにはからんや24句もあった。全体の28%は誰にも選ばれない可愛そうな句なのです。実は私の一句はそれだった。あと2句は3点句と1点句。ちなみに自分の句に投票しては絶対にいけません。そんなことをするとすぐばれる仕組みになっています。ばれると居難らくなるでしょう。

選句される句はやっぱり「ひねり」が効いていることですね。一本調子の句はベテランには見向きもされない。句会というのは本でいわれているのは和気藹々の雰囲気だとか何とか言われているが、どうしてどうして静かな競争の火花が飛び散っている雰囲気に見えました。

投句した句がいつも洟もひっかけられないという結果では淋しいですよね。私はそれが怖くて句会というものには近づかないのです。

●広場の花畑

公園ボランティアの丹精込めた手入れの賜物です。

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寝転がってみてください。

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●花クイズ

このお花畑の花です。なんでしょう?

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・宴去り風の冷たき山桜

・花水木淑女の如く紅さして

・夕暮れや石楠花色の丘の上

・滝壺の飛沫に癒す花疲れ

 

 

俳句講座・第3回添削結果

3回目の添削指導が返ってきました。

今回の先生はなかなかお優しくて、総合評価が「優」でした。おだてられると木に登りそう。今回の課題は①当季の季語を使うこと(作成日時の明示)②や、かな、けりを必ず使うこと

1.うぐひすや声伸びやかに空の果て(3月25日)

評価=良

講評=「空の果て」はちょっとオーバーですね。空に消えてゆくとしてはどうでしょう。

添削句=うぐひすや声伸びやかに空に消ゆ

2.陽を浴びてますます白き辛夷かな(4月5日)

評価=良

講評=中7の表現がどうでしょうか。そこをちょっと変えてみます。

添削句=陽を浴びて白さなほ増す辛夷かな

3.海風に桜まるごと吹雪きけり(4月5日)

評価=良

講評=桜吹雪とか花吹雪という言い方で意味を為すのであり、桜と吹雪は分けないほうが良いでしょう。

添削句=海風に桜吹雪となりにけり

総評=切れ字は文字通りきる働きをする言葉であり、切るべき場所に用いる言葉です。切る必要のないところに用いるべきではありませんのでご注意を。

総合評価=優

次回第4回目の提出課題は①吟行をして作ること②2句は「や」を中7におくこと

③1句は、かな、けりを入れること。

吟行が大の苦手なので、まだ一句も出来ていません。当面4月末が一応の基準なのですが。

花クイズ

東久留米駅の裏に咲いていた。(前に出題した?)

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②知人の家の前に

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・梅雨近しますますダメな我が句見る。

・落ち花を集めて早し潮の渦

・風任せ流れに任せ花筏

・丑三つの柳頭を垂れにけり

・教会の窓に讃美歌風光る

・聖堂にオカリナの音や風光る

 

気晴らし

昨日から一気に蒸し暑い夏日。こういうのにからっきし弱い。ボケーっとして、今外歩いてきましたが部屋に入るとだめですね。俳句の季語に「春愁」という「ふっとよぎる春のものうさ」を表わすかっこいいのがあるのですが、かっこよさを通り越して、いまやものけだるさに陥っています。賢明なるブログ諸侯はいかが乗り切っておられるでしょうか。

気晴らしその①

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その②

簡単花クイズ

これは何でしょう

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その③

俳句クイズ

今朝の朝日俳壇の入選句に「四月馬鹿」の句が2句ありました。

原発は安全ですと四月馬鹿

・日本中歩きスマホの四月馬鹿

私もこれを真似て

・八億円値引きしますと四月馬鹿

そこで皆様の「四月馬鹿」を大募集します。よろしく。

 

 

なんちゃって・近詠「春」

はてなブログ各位の文と写真を凝視して作った句もあります。有難うございました。

・白髪の今が青春山笑ふ

・子離れの嬉し寂しさ卒業歌

・音もなく盃に一片落花かな

・この先は回り道して花絨毯

・風まかせ水にまかせて花筏

・北国や白き峰よりコハクチョー

枇杷の実やゼリーの甘さ控えめに

・折々の教えを胸に巣立ちけり

・春雷に終活の筆止まりけり

・人の無き星も無き夜の柳かな

ビードロの色の変化や春の虹

・コーヒーにショコラの朝や菜種梅雨

信楽の白きを愛でる日永かな

・パラレルの地球は春の桃源郷

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うちの近くの辛夷の対面にピンクの花が咲いています。

桜の一種でしょうか。もう散りました。

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庭に蕗がたくさんあるのでたまに葉と茎を食べます。葉は苦いですが、知人にあげると、この苦味がいいんだと喜んでくれます。この苦味を食べられるようになると大人になった証拠だという意味の俳句が歳時記に載っていました。

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花クイズ

黄、紫、さらにとんがったのは夫々なんという花でしょう。

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一口香(いっこうこう)

昨日の私の長崎ガイドに対する博士のコメントで、一口香というお菓子が長崎銘菓にあると書かれているのを見てとても興味を引かれました。

というのも私の生家である愛知県の寒村の歴史的銘菓がまさにこれだからです。知多半島常滑市の脇にある大野町という集落です。江戸時代に伝来したとされ、細々と継承されていますがいまでは殆ど絶滅危惧種になっています。

 

この大野町という集落のこの特定のお菓子やさんのみに落下傘の如く伝来し周囲いずこもその形跡すらありません。

10円硬貨ほどの大きさで、白い皮は厚くて非常に硬い。中は大部分空洞で1/4ほどの空間を黒砂糖を煮詰めたような独特の濃い甘さの餡が占めている。

 

硬い皮というのと、しつこい甘さが現代の嗜好とは真逆なので絶滅傾向なのは致し方ないが、現代にあわせて製法を変えるなどの妥協を一切しないのは見上げた根性というほかない。

ネットをみると、長崎のは餡の味覚が少しソフトのようである。皮がどのくらいの硬さなのかは分からない。現在この名で製造されているのは、長崎、佐賀、愛知(の大野町)のみとある。

恐らく伝来の起点は長崎と思われるが、大野町の一口香のいわれには江戸起源とあるだけで長崎との具体的記載はないように記憶している。

https://blogs.yahoo.co.jp/m1820i/13879166.html?__ysp=5LiA5Y%2Bj6aaZIOWkp%2BmHjueUuiDnn6XlpJrljYrls7Y%3D

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%8F%A3%E9%A6%99

●俳句における拗音・促音・長音の数え方

ユーキャン俳句講座より

「俳句の17音とは文字の数ではなく、音や調子のことをいいます。きゃ・しゅ・ちょなどの小文字ゃ・ゅ・ょを拗音というが、音読すると大小あわせて一拍ですから、二字で一音と数えます。

小さい「っ」は促音といいます。これは一拍なので、「きって」などは三音と数えます。

「ん」は撥音とよび基本的に一拍と数えます。たとえば、だいこんは四音。しかし、季語の「花大根」のこんを一拍として五音と数えることも出来ます。(私の解釈:だいこんに「はな」が前に付くことによって、「だいこん」の「だ」に付くアクセント(強拍)がより強くなり、最後の「ん」が相対的に弱拍となるため音数の省略が可能となる為と思われる。)

おかあさん、おじいさんなどのあ、いは長音といい、一音に数える。カタカナのビールなども長音一音を加え三音です。サッカーは四音チューリップは五音。俳句でカタカナ表記は外来語に限られます。」

●花クイズ

第3の難問です。

下記2問⇒カナダカルガリー郊外の草原に咲いていた草花です。

1.

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2.

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3.これは、いまうちの畑の脇にある名もない草花です。

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4.これはよく見る花

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