久しぶりに俳句

●「印象操作」というなら、「共謀罪」といわずに「テロ等準備罪」も立派な印象操作。(朝日新聞天声人語)←なるほど、ごもっとも。忖度と印象操作⇒流行語大賞有力候補

●うちの畑の現在の果物

枇杷ラズベリー、ブルーベリー

ラズベリー

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ブルーベリー

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ところで、ブルーベリーは小平市東久留米市に南接)発祥という看板があった。いきさつは分かりません。

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●俳句

講座第4回目の課題が返ってきた。今回の課題は吟行(つまり外をぶらぶら歩いて景色を題材に句を作る)ところがやってみると難しくて嫌いなので適当に吟行のふりをして提出したら、やっぱり見破られて、「吟行の句とは認められません。」⇒総合評価は「良の上」。

課題1.中七に「や」の句を2句

・バーベキューの弾む集ひや柿若葉

・万緑に染入る音やオカリーナ

課題2 や、かな、けりのどれかを使う。

・紅ばらの雨に艶増す夕べかな

上記評価はいずれも「良」

総評

「今回は吟行に出て、あるいは吟行に出たつもりで、句を読むことでした。3句ともうまい句作りですが、残念ながら吟行の句と見られるものはありません。2の句を吟行とみてもよいのですが、この句は作者自身の行為。「や」の切れ字は両句ともうまく使っています。」

さて、与えられたテキストは最後の3冊目に突入。「切れ」のさらに突っ込んだ説明。結局、俳句の本質は季語ではなく切れである。つまり、無季でも切れがあれば俳句だが、季語があっても切れがなければ俳句ではない。ついでに言えば、川柳には切れがない。なので、俳句と川柳の違いは切れの有無ということになる。

次回第5回目の提出課題のテーマは、「し」を切れ字として中7に使う句。注意点。

「物事の状態を表わす「高し」、「遠し」、感情を表わす「楽し」、「くるし」など形容詞の終止形はそこで意味が切れるので切れ字としての「し」の働きが認められる。一方、「行きし国」、「散りし花」など、過去をあらわす助動詞の連体形である「し」は、名詞に連なり、言い切った形にならないので、切れ字としての働きはない。」

●花クイズ

中級。ヒントはかな3文字。

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・紫陽花に流し目呉れる八十路かな

シャガールの画布になき色青紫陽花

・汗拭けば風鈴静かに鳴りにけり

・風鈴や朝の蝉取り午後の海

・風鈴や座る座敷の二人連れ

・風鈴の音色の軽し南部鉄

・湯上りにうなじの白し盆踊り

 

 

 

枇杷

・農園の片隅の枇杷収穫。

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結構美味しかった。

枇杷を食べながら、枇杷の句。

・還暦や今年も枇杷の実るらし

      ↑

年齢さば読み詐称の句

枇杷の実や小鳥に毒味させており

枇杷の実や閉店通知の来ておりぬ

・安堵する手術の知らせ琵琶実る

・熟れ頃は小鳥にまかせ枇杷たわわ

枇杷実る頃となりけり病む地球

●家庭というもの

娘の書いた翻訳物のなかに次の文があった。米国の牧師による説教の一節です。

「相手を褒めたり、慰めたり、世話をする練習をするのに家庭はとても良い場所です。家庭は自分以外の人を自分よりも大切に扱う練習をするのにピッタリです。自分の許容範囲と奉仕の心を広げて、人々の生活をよりよくしてあげるのです。もしあなたが自分の両親、兄弟、子どもを無条件で愛せなければ、他の誰をも愛すことはできないでしょう。

どうしてそんなに大変なことをするのか、ですって?もちろん、救い主イエスへの感謝と尊敬を表すためです。」

最後の2行は説教のための一節であるが、それを除いたとしても一般人への教えとして重みのあるものに思える。つまり、家庭というものは「他人ファースト」のレッスン場だというのである。家庭で出来ないものが外でどうして出来ようか、ということ。しかし、最近は家庭の中でも自分ファーストの抜けきらない親子兄弟姉妹が多くてマスコミのニュースにこと欠かない。相続なんかでもめてはいけませんよ。

ちなみに、政治家の「都民ファースト」なんかは言ってるだけで中味は怪しい。また、米国ファーストなどは、格調ある大国は言わないほうが良い。領土がでかいだけのお隣の自称大国と同じレベルの大国に成り下がってしまったように聞こえる。

花クイズ

●難問その1

これはほんとに難しいです。ネットの画像と比べても、しろとには?

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自動洗濯物折りたたみ機

●6月カレンダーの猫

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●私の友人に、洗濯物を干すのを無類の楽しみとしている主婦がいる。ベランダに上って無心になれるからだそうだ。しかしながらこの楽しみは自動乾燥機の登場で既に奪われてしまった。

今度は自動折りたたみ機の登場。この機械もまた人のささやかな日常の楽しみを奪うことになるのだろうか。でも、ご安心あれ。なんと価格は185万円。私たちはてな村に普及するのはしばらく先のことになる。記事は朝日新聞朝刊より。

・ロボットに仕事譲って主婦長閑(のどか)

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●わが町、東久留米中枢を睥睨する鉄塔

突然鉄塔乙女に変身した志月さんに影響されて、時々鉄塔の映像が頭の中を駆け巡るようになった。そしてはたと気がついた。わが町にもユニークな鉄塔のあることを。ただし、ユニークなのは鉄塔そのものではない。その立っている場所である。

西武線の駅をかすめ、民家の脇をすり抜けること数km、およそ百メートル間隔に鉄塔が林立している。普通、高圧線の鉄塔は人家を避けて原っぱに林立するものだが、ここは生活と共存する稀有な鉄塔ではないかと突然思うようになった。

なぜ、このような立地になっているのか。それには理由がある。説明書きのたて看板をご覧下さい。

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つまり、戦中、東久留米駅から分岐された小型貨物蒸気車の引込み線の廃線跡地なのである。その2.8kmあまりがそのままサイクリングや散歩道として市民に開放され、同時に高圧線の通り道としても利用されている次第。狭い道の両側はすぐに宅地開発で民家の密集地となり、結果的に生活との共存を余儀なくされる事となっている。高圧線直下は、断線時のことを思うと怖いがいいこともある。鉄塔が避雷針となって、どんなに雷が鳴っても平気だからである。

駅を掠める高圧線鉄塔の列

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共存する散歩道

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緑の先の鉄塔。道の中に立っている。

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こんな具合に建っている。

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民家を掠める高圧線と鉄塔

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この散歩道は、東久留米の清流沿いの散歩道ともほぼ合流しています。

梅雨直前の好天に誘われて憩いの水辺となっている。

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●花クイズ

憩いの水辺の花園から。これは以前出題したことがあります。

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●今朝の句

・ベランダに新しき朝燕来る

・ふるさとの山川清し初燕

・子燕に負けじと笛を吹いてみる

・燕去り路地に夕べの子守唄

・薄れゆく残り日数え衣更え

 

スパイ容疑とは・・・

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温泉調査でスパイ容疑とは、なんともお気の毒で同情の言葉もありません。今中国へ仕事や旅行に出かける方はよくよく注意が必要。といっても、地元企業と共同作業中とあってはこれ以上注意のしようがないので、それ以上の注意といえば中国での活動を辞めるしかないかもしれませんね。

この新聞記事を見て、自身の22年前の体験を思い出しました。

同じように地元企業と合同で中国ビルマ国境の地熱開発の可能性調査にでかけたことがありました。

北京から雲南省昆明まで空路、その先は国境の村までジープを連ねて山道を6時間。昔、日本軍が作った道が一本しかないので、故障車のえんこや崖崩れなどで封鎖されると回復までじっと待つしかないという一種の賭けのような旅行です。

この旅行はの旅程は2週間程でしたが、その全工程に北京から政府高官が同行してくださった。我々のような下っ端の調査団に、こんな高官が同行するなんてすごいな~と当時は吞気に考えていたが、この記事を見てその真意が分かりました。

こんな辺鄙な村に北京から高官が来ることはめったにないので、我々を余ほどの賓客と誤解したのか、省長(知事さん)との会談とか大宴会でのおもてなしとかあれよあれよという間に接待行事が組まれていました。省長さんとの会談は設えがすごかった。よくTVで見るでしょう。大きなふかふかの椅子が二つ並んで、その斜め後ろに双方の通訳が陣取るというあれです。大体が偉い人の話は演説口調なので、対抗上通訳されている間に次の演説を考える、という綱渡りで冷や汗ものだった。地元新聞の記者の取材も来て朝刊一面に会談の写真がでかでかと載っていました。実は出国時、この写真が大いに役に立つことになりました。

帰国のお土産に地元政府から地元の窯で作った花瓶をもらったのですが、これをスーツケースにいれて出国検査に臨んだのがまずかったのですね。花瓶はレントゲンを通さないのでブラックボックスに見えるわけです。検査官が厳しい顔で荷物検査をするから別室へ来いというのでついていくと、花瓶をとりだしての中を徹底的に調べていました。麻薬ですね。

もし、悪意のある土産物で砂糖の粉でも入れていたずらされていたらそれこそ一大事だったはずです。幸い花瓶からは何も出ないので、今度はスーツケースを調べ始めた。そんなことをしていては出国便に遅れるので、はたと思いつき例の新聞記事の省長とのツーショット写真を示して、顔をよく見ろ、一応政府の賓客だぞとかなんとかまくし立てて無罪放免になりました。教訓⇒土産物の出国は十分注意してください。これはアジアの国全般について言える。

●花クイズ・初級

このポピュラーなハーブはなんでしょう。

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●今朝の句

参考ブログ

http://sufuretan.hatenablog.com/entry/2017/05/29/110008

http://black-koshka.hatenablog.com/entry/2017/05/28/002613

・鉄塔の宙支えるや薄原

・風死すや鉄塔ばかり地平線

・うっすらと畑の匂いや麦藁帽

・海山のささやき閑か夏帽子

・古釘に忘れられたる夏帽子

 

オカリナコンサート

かつて10年間在籍したオカリナサークルのコンサート。今年が創立20周年なので思いの丈を詰め込んだ乾坤一擲の企画であった。5月27日、600席の会場が8割がた埋まる盛況。昔世話になったよしみもあって、サークルから手伝いを頼まれれば断るわけにはいかない。舞台袖のドアマンくらいならと気楽に引き受けて出かけたが、途中で落ちこぼれのインタビユーとか称して舞台に引っ張り出されたり、アンコールのビリーブの歌の先導役とか、当初黒子に徹するつもりが思いがけず老醜をさらすことなってしまった。このサークルは比較的メンバーの平均年齢が若いので、これまではオカリナのことだけに集中できた感じだが、次の5年10年はそうも行かなくなるだろうと思う。知恵を絞って一つ一つ地道に乗り越えて欲しいものだ。

会場入り口を飾ったバルーンアート

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開場前ロビー

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20年間の記録展示

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開場前のホール

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開演15分前

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プログラム表紙

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プログラム1

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プログラム2

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プログラム3

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週末の土日失礼します

今日明日の土日、PCを開けてる暇がないのでしばらく失礼していますのであしからず。

きょうは在籍したオカリナサークルの裏方手伝いで早朝から準備、リハーサル、午後のコンサート、夜の打ち上げ宴会、何次会になるか知らんが夜中は覚悟しています。あすも、別のサークルで・・ですので、皆さんのところへの訪問も月曜日に。ではしばらくお元気で。

今日の写真

朝日新聞雑誌「スタイルアサヒ」表紙画

蛙って電線の鳥みたいに集団で枝に留まるのだろうか。はじめて見た。

合成画像ではないと思うが。

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②AIの「アルファ碁」世界最強棋士連覇(朝日新聞5.26)

左が頭を抱える棋士、右の胸を張っているのが「アルファ碁」代理人

このスタイルの対比が印象的。現在のお互いの立場を象徴しているかのようだ。

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●花クイズ

難問のカテゴリーです。

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・五月雨を緑に染めし保存林