金髪のジェニー

東久留米の青空

藍染めの藍さながらに冬の晴れ

・冬晴れやインスタ映えの藍深し

・天上の楽の音近し冬銀河

インフルエンザ

今日はボランティアに行く日だが、先方インフルエンザ蔓延で中止になった。特養でインフルエンザを食い止めるのが今の至上命題とのことで、必死になっておられる。

ところで、RECOCA含めうちのものは風邪と無縁な冬をおくっている。こんなことを自慢して口外するとすぐ反動が来るから言いたくないのだが、これは自慢でなくて事実を言ってるだけです。対策は何もしていない。しいて言えば秋口からやっている、朝2分間の乾布摩擦程度。シャツを着たままたくし上げてタオルでこすっているだけだから大した効果はないと思いますが。

恵方巻

最近は豆をまくより太巻き寿司を食べるのがはやりのようです。バレンタインと同じ、どっかのお店に乗せられましたね。太巻きを短く切った、いわゆる巻きずしは大好物です。おいなりさんとセットになったお弁当、これを当地では「助六」と呼びますが、私が昼弁当を買う時はまず助六の有無を探します。

金髪のジェニー

フォスター好きのかめきちさんとのお約束で金髪のジェニーをアップしました。黒人生活のジャンルと無縁な部類のジャンルの代表曲で、夢見る人と同様とても人気のある曲です。フォスターの奥さんも金髪で、実は奥さんの金髪を歌った曲とのことです。

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お気に入り唱歌(3/3)四季の雨

あまりポピュラーではない唱歌の中から選ぶ、RECOCAお気に入り唱歌その3は「四季の雨」です。これは、大正6年(1914)尋常小6年教科書初出の古い曲。そのせいかもしれませんが、昨日、一昨日上げた2曲、野菊、田舎の冬より格段に「唱歌」という感じがします。作曲者不詳ですが、村祭りを作曲した南能衛(よしえ)という説があります。後に示しますが、詩は四季に降る雨を格調高く歌っています。雨については感性の鋭い日本人の面目躍如というところでしょうか。

曲に行く前に少し寄り道。

東久留米の空色があまりに素晴らしいので。こんな感じ。

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・青空を分けてあげたし雪の国

・雪国へ帰る心に空の青

この青空の中、庭のミカンの対比がなかなかの風情です。今年は粒が大きいのが特徴。まだ酸っぱいのですがあまりに立派なので収穫始めてしまった。ただし、収穫係は奥方なので時期の決定と作業はすべてお任せ。かなりもぎ取ったようですがまだ相当残っています。そのまま食べても、酸っぱいですがさわやかな後味です。そのままでは食べられない人が多いので、大部分はジャムになります。これからもらってもらう先を探すのが大変でしょう。

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では、四季の雨の歌詞です。

①降るとも見えじ春の雨

水に輪を書く波なくば

けぶるとばかり思わせて

降るとも見えじ春の雨

②俄かに過ぐる夏の雨

物干しざおに白露を

なごりとしばし走らせて

俄かに過ぐる夏の雨

③おりおりそそぐ秋の雨

木の葉木の実を野に山に

色様々に染めなして

おりおりそそぐ秋の雨

④聞くだに寒き冬の雨

窓の小笹にさやさやと

更け行く夜半を訪れて

聞くだに寒き冬の雨

では、RECOCAのオカリナソロです。

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歌はこんな感じ。ダークダックスです。

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お気に入り唱歌(2/3)

東久留米、昨夜雨でしたが、雪は空振りでした。今朝は快晴、しかし寒い。

さて、RECOCA一押し唱歌第2弾は、これこそマニアック(じゃないかとおもってますがどうでしょう)な唱歌、「田舎の冬」です。私がこれをどこで知ったかは忘れました。学校でないのは確か。昭和6年尋常小学校音楽教科書初出です。唱歌特有の形式ばったところがなく、すごく感情豊かな芸術性に富んだ曲だと思いました。作曲者の島崎赤太郎は日本最高のオルガニストと言われた人とのことです。

曲紹介の前に、昨日一日悩んだマニアックな話題にお付き合いください。これをお読みの方が役に立つことがあるかもしれません。

それは、画像のフォーマットについてです。画像の標準フォーマットはJPEGであることはご存知とおもいます。(拡張子は「JPG」)これの親戚にJFIFというフォーマットがあることを昨日初めて知りました。(拡張子は「jfif」)余談ですが、拡張子とは各画像の名前の直後にくっ付いている記号です。ウインドーズ10では、買ったままの状態では拡張子は非表示です。今回のように表示させたいときは、インターネットエクスプローラーの「表示」から、「拡張子の表示」にチェックを入れます。

さて、今回の曲、田舎の冬にちなんだ画像をネットから何枚かPCに取り込みました。ところが、これらの画像を、ムービー作成ソフト「ビデオスタジオ」へ読み込もうとしても認識しないのです。ちなみに、このソフトは20日前に買った富士通PCに標準装備されているもので、供給停止になっている「ウインドーズムービーメーカー」に代わるべきソフトです。この理由に2時間悩んで、ヤマダデンキにクレームをつけに行こうかと思ったとき、はたと画像フォーマットの違いでは?と思い当りました。そうしたらいずれも拡張子はjpgでなくjfifでした。ネットで見ると、両者とも性質形態はほとんど同じと書いてあるのになぜjfifを認識しないのかは分かりません。最初から拡張子表示にしておいてくれればもっと早く気が付いたのに、と思いました。さらにネットを見ると、jfif拡張子の写真などを読めなくて苦労している人が結構いることがわかりました。そうと分かればフォーマット変換の無料ソフトをインストールすればよいことになります。ところが、jfif→jpgがないんですね。これでさらに数時間いら、いら。それもそのはずで両方ともほとんど同じなんでそもそも変換の必要ないんです。このことに気づいたのは一晩寝た今朝早朝。それで、今朝ダメもとでやってみました。何をしたかというと、「名前の変更」で出した画像の拡張子jfifを強引にjpgに書き換えること。なんと、これで一日の悩み事が万事解決でした。ビデオスタジオは単にjfifという名前の目くらましを受けていただけというお粗末でした。

ということで、ソフトビデオスタジオ制作第一号作品、田舎の冬をオカリナで聞いてください。無料ソフトなので機能は著しく制限されているように今のところ理解していますが、とりあえずできました

作詞:不詳、作曲:島崎赤太郎

1 ましろにおく霜 峰の雪
  しずかにさめくる 村の朝
  ほういほい ほういほい むら雀
  かり田のかかしに ひの光

2 ひなたにつづるは 古ごろも
  軒にはたるひの とくる音
  ほういほい ほういほい かん烏
  門辺の枝には 柿二つ

3 いろりにほだたく 夕けむり
  枯野に風立ち 日のくるる
  ほういほい ほういほい 渡り鳥
  鎮守(ちんじゅ)の林に 宿かさん

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歌です。

 

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野菊

皆さんこんにちは。

東久留米は雨も雪も降りませんが、今夜関東平野は雪かもという予報です。去年の今頃は大雪で閉口しました。それで大層な自動運転除雪機を購入した方がおられますが、今年は出番がなくていまいましい思いをしておられるのではないでしょうか。

さて、今回から3回連続で私が最もお気に入りの唱歌をご披露いたします。あまりポピュラーではない曲の中から選びました。まず筆頭は、「野菊」です。これは本当に知らなかった。10年ほど前に偶々楽器博物館で耳にして、あまりの清純な歌詞と曲想に驚いた記憶があります。小・中の音楽教科書に入っていないのではないかな~と思います。とにかく習った記憶が全くないのです。

調べてみると曲が出たのは1942年。戦争ムード真っ盛りの頃です。こんな時によく発禁にならなかったな~と感心していると、やはりそうではなかったようです。世に出る寸前に軍部から相当厳しいチェックがあったらしいです。みんなが鉄砲担いでいるときにこんな女々しい歌を作るとは何事か、とか何とかいわれたとのことですが、いやそうじゃない、菊というのは日本人の魂の根幹をなす花だとかの屁理屈でかろうじて日の眼を見させることができたようです。

メロディも単純明快そのもなのに、心にしみわたる歌です。これがRECOCA一押し唱歌です。

まず歌詞はこんな感じです。素晴らしいと思いません?

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それではRECOCAのオカリナでどうぞ。

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歌でも聞いて下さい。

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逸口香(いっこうこう)👈一口香と同じ仲間

以前、この欄で江戸時代からの伝統的焼き菓子である一口香について書いたことがある。じつは、RECOCAの生誕地愛知常滑(大野町)にポツンとある銘菓なのだが、ブログを通じて長崎の銘菓でもあることを知った。両者を味わってみると、味も見た目もかなり異なっている。長崎から伝来して独自の進化?を遂げたものらしい。さらに、佐賀にもあるらしいということを知ったのだが、今日たまたまかみさんが土産にもらってきたのが佐賀産のものだった。こちらは逸口香の文字を当てている。味は生姜風味が効いて甘さ控えめ、常滑のような黒砂糖の味はせず、どちらかというと長崎に近い感じだった。

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スワニー川(または、故郷の人々)

フォスターの曲の手持ちのカラオケを探していたら、一つありました。スワニー川。

原題は故郷の人々で、日本では通称スワニー川という題のほうが有名です。このカラオケにオカリナをつけてユーチューブにアップしたので視聴してみてください。

米国の19世紀末の作曲家フォスターは、米国のシューベルトと呼ばれるくらい多くの親しみやすいメロディを生み出しました。中でも重要な題材は米国南部の黒人奴隷の状況でした。この曲もそのジャンル中に属する一曲です。歌詞もフォスターが自ら付けています。南部の大農場の過酷な奴隷生活から脱走して逃亡する黒人の若者がテーマで、農場に置いてきた年老いた両親、家族を偲ぶうたです。原題の故郷の人々とは、農場に残してきた家族のことです。スワニー川というのはどういうシチュエーションかわかりませんが、歌詞に出てくる川の名。

この曲の楽譜が出版されるや、全米で大ヒットの売り上げを記録しましたが、著作権が確立されてないため、フォスターにはほとんど実入りがなく、あいかわらず窮乏生活のままだったとのことです。

私が所有しているカラオケは、音楽アカデミーのオカリナ通信講座教材で20年前通信教育講座を受講した時のものです。カラオケCD 2枚で、それぞれ「世界のメロディ30曲」と「日本のメロディ30曲」が入っています。CDの前半は、初心者向けに今回のスワニー川など易しい曲が入っていますが、後半になると、たとえばイエスタディ、恋は水色、サントワマミー、(ビートルズの)and I love herなど手ごわい曲のオンパレードになっています。20年前の受講当時は見ただけでできないこと歴然だったので20年間放り出して忘れていたのですが、昨日引っ張り出してやってみたら、初見ですぐカラオケと合ったので、20年間の歳月は無駄に過ぎてなかったのだと少し自信がつきました。

そういうわけで、教育教材のカラオケなので小さい音量でメロディのガイド音が挿入されています。オカリナを邪魔してお聞き苦しいと思いますが我慢して聞いてください。

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なんちゃって瞑想

今日のRECOCAのおすすめは、なんちゃって瞑想。

瞑想、つまり座禅かなんかでやるあれですが、そういう本格的なのは私を含めてだれもやらないだろうから、気軽にどこでもできるインスタント瞑想です。仮にこれをなんちゃって瞑想と名付けました。まず、瞑想の効果。

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簡単に言えば、ごちゃごちゃした頭の整理整頓効果です。雑念や不安でいっぱいになった脳のクリアによって、イライラの払しょく、集中力強化、睡眠の質向上などが望めるそうです。瞑想中の人の脳をMRIで調べると、前頭前野の活動が活発になっているのが分かる。

一番の眼目は、過去未来の不安の雑念に囚われないで、脳に「今ここにあること」のみ、を意識させることです。それには「息の出入り」に集中する。それも一日一回10分だけでいいそうです。気が向いたら徐々に長くしていけばよいです。胡坐の座禅スタイルではなく、椅子に座っていてもよいし、ウオーキングの時でもよい。これをなんちゃって瞑想と名付けました。10分続けるのは結構長いと感じますから試してみてください。オカリナ本番の前の「あがり防止」にいいかなと思いました。

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要するに、日常動作で反復動作だったら、なんでもなんちゃって瞑想の手段に使えます。

瞑想状態で「今のみ」に集中すると、脳の「海馬」を休息させる効果があるということを読んだことがあります。海馬は短期記憶をつかさどる機関です。海馬が使いすぎで疲労困憊すると認知症の状態になります。認知症になるとちょっと前のことを覚えられなくなるのはこのためです。過去のことでくよくよしたり、先のことの不安で取り越し苦労をすると海馬が過活動状態になるそうです。瞑想で頭も体もリラックスして認知症におさらばしましょう。