ちょっと気になった歌

今日は「エムズの片割れ」という変わった名前のウエブサイトを紹介する。ここでは膨大な数の歌、曲にまつわるブログ記事とともに演奏も聞けるという、私のお気に入りのサイトの一つである。先ずはのぞいて見て下さい。

http://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/02/index.html

如何でしたか。ところできのう、ここをのぞいていて何となく気になる歌があった。それは、「秋の砂山」。

これまで聞いたことがないが、私の最もお好みの歌手倍賞千恵子 が歌っているのでどんなだろうと開いてみたら予想外に落ち着いたよい曲だったので得をした気分になった。

いかにも単純なメディだが秋の物悲しい風情が伝わってくる。オカリナでもやってみたいが、こういうのは歌詞がないともたないだろうなと思い、この計画は断念。


倍賞千恵子/秋の砂山 - YouTube

ユーチューブから秋の砂山を開くと、倍賞千恵子がカバーした曲が一杯でてくるが、その中に「喫茶店の片隅で」があり、またまた嬉しくなった。この歌は戦後すぐの時期、松島詩子のヒット曲で、小生の最もお好みの懐メロ曲であるからである。歌の歌詞がなにせ格調高い。ショパンノクターン、だとかモカの香り、ピアノの音色などという格調高い歌詞の出てくる歌謡曲はまず他にない。

下記ユーチューブの動画喫茶店も素晴らしい。モデルのカワイコちゃんもいかしてる。


倍賞千恵子/喫茶店の片隅で - YouTube

しかし、あえて言わせてもらえば、元祖松島詩子の歌唱はこれを凌駕している。


松島詩子 喫茶店の片隅で LP盤より - YouTube

こんな格調高い歌が7、8年前からスナックなどのカラオケストックから削除されているとは。カラオケ選曲者の程度がうかがい知れる。嘆かわしいことだ。