いい話、それとも?

老人は5~10歳若返っているとの記事があった。

老人とはどういう人かというと、65~79歳。

いつと較べてかというと、2000年。つまり15年前に比べ5~10歳若返っている。

知能指数も若返っているし、病気になる割合も減っている。ただし、認知症は別。

明治の小説を見ると、40の老婆が、とかの表現があって、お~と思うことがあるが、2000年に較べても改善しているとはたいしたものだ。どうりで、80の老人がサークルのそこかしこにうようよしている理由が分かった。

ただし、そうなると定年延長とか、もっと働かせようという話に必ずなるので、これがいいか悪いかは別問題。

さて、そうすると世界の人口推移にどう影響するのか。

現在60億人、あと30年もすれば100億とも言われている。。しかし産業革命直前の1500年、何人だったと思いますか。たったの2億人!。この数はローマ以来ずっと変わっていない。現代が如何に超異常か分かる。

増えすぎると、自衛としてかならずゆり戻しがあるのは、生物の特徴。人間も例外でない。それが、致命的伝染病なのか、隕石の衝突などの地球規模の大災害なのかもちろん分からないが、人口の97%が絶滅しても、まだ2億人、つまり産業革命直前の人口が維持できていることを思い出そう。

そうすれば、エボラ出血熱だ、鳥インフルだ、韓国のMERSだのと、人類絶滅を心配するのは全くの杞憂であることに思い至るであろう。心配しないでのんびりと暮らそう。

・月光に心騒ぐや夜の薔薇

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