検診

後期高齢者の医療に切り替わると何が変わるか。全体像は分からないが、まず分かったのは市役所の健康診断が500円の負担になったこと。直前までは無料だった。

そんなことはどうでもいいが、何度も言うが近藤誠先生曰く、全く効果ないしむしろ害があるからやめなさいとおっしゃっている。少し耳を傾けてみよう。

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人間ドッグで見つかる大多数は「病気もどき」

定期健診には基準値があり、健康な人でも5%が基準外になるように設定されている。つまり、基準値を越えたこと=病気ではない。

症状がないのに検査で見つかる成人病の大多数は、検査でしか発見できない病気もどき、つまり単なる加齢現象。さらに、タバコを除いてライフスタイルの変更での予防効果は乏しく、医療介入により寿命が延びる証拠はない。逆の可能性さえある。無症状な人が定期健診を受ければ、健康なのに病気というレッテルを貼られ、病人にされてしまう危険が高く、あげく、ストレスになって寿命が縮みかねない。定期健診を出来るだけ避けることが一番の健康法です。

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それで自分はどうしているか。

市役所がただ、ないし500円でやってくれるというので、当たり障りのない身長、体重、腹囲計測、尿検査、心電図、血液検査、血圧測定のみお付き合いでやっている。一昨年まで「正常基準」範囲に収まっていたが、去年から腹囲、血圧が引っかかり始めた。しかし、いわゆるメタボと健康は、厚労省が認めている通りはっきりしないし、血圧の基準値も製薬会社の恣意的な操作の結果だから、全く気にしていない。

ホルスト木星を聴く藤寝椅子

・非道なる兵器開発やめぬ国

   オウンゴールに泣くとも知らず