30年か40年前は、梅雨明け前に30度を越えることなどありえなかった。7月末、うっとおしい梅雨があがると、さあ夏本番、となったものだが、近年そういう季節の移ろいの感動がなくなった。ということは、俳句に生の感動を詠めないということ。脚色が必要になる。
昨日のTV。
東北の震災でイチゴ農家のハウスが瓦礫と化したが、その近くにパソコン制御(つまりIT制御)のイチゴハウスが出来た。仕掛け人は地元に縁のある若者。
震災で絶望した農家とコラボして元気付けるのが一番の喜び、という動機が素晴らしい。農家の経験値とノウハウがふんだんに取り入れられている。
夏いちごはアブラムシ被害でこれまで世界のいずこでも栽培に成功していない。それをIT制御で実現させようという革命的企画だ。
・ITの技の不思議や夏イチゴ
・震災の農家の知恵とコラボする
ITハウスのイチゴ革命