高血圧

 

昨日医者で血圧を測ったら、154-93。軽度高血圧の診断。実は先月も。去年までは140ちょっとだったので、1年で10近くあがったことになる。身体の老化に伴って生理的に血圧上昇が必要になるというから、急激に老化が進んだことになる。後期高齢者の線引きは実に正確だった。

ところでお医者さん曰く、医者に来ると高くなる人がいるから家で計りなさいとのこと。あいにく血圧計を持っていないので体育館の公共のを借りて計測してみた。一回目は確かに150。しかし30秒後には143、さらに30秒後には137ー78。結局3番目を採用して、血圧は正常と自己診断を下した。

一方、血圧とか血糖値などのいわゆる正常値には、なにかいかがわしいにおいがする。

近藤誠氏の本では次のような記述がある。

1.血圧正常値140-90。是はまったく宛てにならない。談合体質で根拠なく決められている。

2.1998年までは160-95だった。ところが2000年に、はっきりした理由もなく140-90に引き下げられた。

さらに2008年に始まったメタボ検診では糖尿病者は130-80が治療目標に。

3.フィンランドで、75歳から85歳までの「降圧剤を飲まない」男女の経過を見る調査では、80歳以上のグループでは、180以上の人たちの生存率がもっとも高く、140をきった人たちの生存率はガクンと下がっている。

なのに、日本では黙っていると140や130で病気にされ、降圧剤を飲まされるのです。

・コスモスに蝶舞う園や明治村

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