詐欺被害は年寄りの専売特許ではない

下記のニュースをみてください。

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被害者は知能最盛期の20歳!!

なんかやましいことでもあったのだろうか、言われるままに10万近く払ってしまった。

以下は私の話。

パソコンでのいかがわしいメールには慣れているが、携帯電話を介するのには経験がなかった。

ところがこの1月あまり、年寄りの私奴の携帯電話に不審なメールが飛び込むようになった。自分は名乗らずに、相手を女性のニックネームで呼んでいる。朝、昼、晩、夜中と誘い文句を変えながらどっかへ呼び出したいらしい。パソコンでよくある迷惑メールは、大量一斉送信だから、文面がこまめに変わることはない。だからどうも個人が実際に携帯操作で発送しているみたいだ。ということは単純なアドレス間違いかと思って、返信して間違いを指摘してあげようかと思ったが、万一巧妙な詐欺の可能性があるので完全無視を決め込んだ。メールは連日5日間続いたが、そのうち相手のほうから、「どうやら、アドレス間違いのようです、」とか言って突然途絶えた。こっちからもっと早くに誤アドレスを返信してあげればよかったかな、と少し反省していたら、10日ほどして同じ送信アドレスから変なメールが舞い込みだした。今度は、当方が男性との想定に代わっており、××アパートの○号室で待ってるよみたいな文面になり、艶かしい写メールが添付されている。この時点でメールの正体がはっきりしたので、確信をもって完全無視。そしたらやはり日に4回、5日続いた後諦めてしまった。

当初このメールの意図、つまりこちらが返信すると相手にどんなメリットがあるのだろうということが分からなかったが、上記の新聞記事をみて相手の意図がはっきり分かった。

つまり、何らかの難癖を付けて金をせびろうというもの。気の弱い人や、後ろめたいことのある人は、そんなはした金で済むことならとのってしまうかもしれない。100人に一人でもそんな人がいれば儲かる計算をしているのだろう。皆様も御注意を。

こういうのには完全無視をしてください。「迷惑メール」措置もやらないほうがいいです。要するになんらかの反応があるということは、脈があるかもしれないと相手に思わせることになるからです。