いつの間にか9月

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毎週末台風の行く末に気をもんでいるうちに9月になってしまった。

こんな感じでしょうか。

・ひっそりと小さな秋の忍び寄り

・さて、今朝の朝日新聞「折々のことば」

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この世は劇場、あるいは映画の世界といわれることがある。私たちは中で演ずる主役の役者。つまり、今生では演ずべき役割が決まっている。本当の自分は肉体とは別のところにいて、いかに演ずるか固唾を飲んで見守っている。一生を終えるとともに、演技の出来栄えをプレイバックして、「自分で」評価し次の生の参考にする。このように考えると、色々辻褄の合うことがでてくる。

脚本の本質上変更不能な部分は、いわゆる「宿命」、努力や自由意志で変更可能な部分も勿論あり、一般には「運命」と呼んでいる。

人生は、高々「お芝居」と思えば、苦難に遭遇して命を絶つことほどばかばかしいことはないと分かるのではないでしょうか。

・小池都知事。

公約は、一度立ち止まって考える。いま、公約どおり邁進中のようだ。こういうところは、清濁併せ呑む男と違って、女性の不寛容性が威力を発揮する。市場の豊洲移転も、東京五輪も経費が不透明にべらぼうに膨れ上がった事例だ。必ず利権で不当に大儲けした連中(議員かもしれない)がいるはずだから、徹底的にあぶりだしてもらいたい。特に豊洲移転については、土壌の最終安全調査前の見切り移転だというから言語道断。前知事はなにをしていた?

これは東京五輪の道路建設の利権と絡んでいるとの報道もあり、事実なら何をかいわんやである。

ぜひ、立ち止まっただけのパフォーマンスで終わらないようにしてもらいたい。

・世はいずれ氷河期と聞く秋の暮れ

・街中がみなひっそりと蝉時雨

・ひっそり小さな秋の忍び寄り

ポケモンを探して滅ぶ炎暑かな

・浜の子の背よりも高し土用波

・夕立や忘れられたる鍬ひとつ