・原子力規制委員会というのは、真顔で公式に冗談の言える天才だ。まずは、下記内容を見てください。
同委員会は、廃炉となる四国電力居方原発1号機に係る放射能レベルの高い廃棄物の扱いを決めたそうである。
1.まず10万年間は絶対に地震など地殻変動の起きない場所の地下300m以深に埋設する。なんとその数量8000トン。
2.始めの300~400年は電力会社が管理する。
3.それ以上長期に電力会社に任せるのは酷だから、あとは国が管理を引き継ぐ。少なくもその期間は、放射能がなくなる10万年間!
最高の知性を有する彼らが、真顔でこういうことが言えるのは、ご本人が天才的な役者であるか、あるいは国民は無知のバカだと思っているかのどちらかである。
1.について。そんな強固な地盤が日本にあるだろうか。どこで地震が起こってもおかしくない断層だらけの日本で。だいいち、ぜったい10万年間はそこで地殻変動はないと予言できるなら、地震予知など簡単に出来そうに思える。
2.について。300年間は四国電力をつぶさないという保証書を与えたようなものだ。
3.について。これが一番冗談がきつい。世界の文明、中国、インド、メソポタミヤなどせいぜい5000年ですよね。ローマなどは紀元前に起こり色々形を変えながら結局1500年頃には完全に滅亡してしまった。仮に彼らが5000年前に後世に残した負の遺産があったとして、いったい今誰が責任をもって引き継いでいるだろうか。それがなんと10万年ですよ。国民を舐めるのはいい加減にして、国や人類の存続についてまじめに考えてからものをいってもらいたい。もっとも恐竜は億年単位で生存したから、人類が不可能ということはないが。
・またまた週末の台風。
九州、西日本を経て、また北海道に上陸しそうだ。
米軍の予報図
・炎天やアイスキャンデの懐かしき
・草笛や秋風そっと忍び寄り
・バス停を一つ手前に農の秋
・もくもくと雲湧き出るや蓮の池
・氷河期にスリップしたき炎暑かな