さらに小池龍之介師の言葉に耳を傾けてみる。
「欲望とやる気は似ていますが、似て非なるもの。物事を実際に行動に移すためにはやる気という名の精進のエネルギーが必要。やる気のエネルギーというのは、欲や怒りなしに集中して取り組んで得られた、過去に積んだ善いカルマのエネルギーを原材料として作られる。一方、欲望は、欲しい、けれど手に入らないから苦しい、というネガティブな衝動にすぎないから、それを素にやる気を作り出しても長続きしない。それどころか、強い欲望のせいで、まだ実現しない、自分はうまくいかないんじゃないかなどと負の思考が生じていやになり、結局やる気を失うのです。」
いい俳句を作ろうとか、入賞して友達を驚かそう、とかの邪心は一種の欲望であるから、そういうのを下心にやっても、簡単に満たされるものではないから、結局やめてしまうことになる。⇒自戒します。
●月虹(Web写真)
・恍惚の母にも優し月の虹
・天空の旅人無言月の虹
・密やかに華やぐ夜や月の虹
・月虹や銀河鉄道走る夜