「高齢者』の定義変更

来ましたね。定義が一気に10年高齢にシフトしそうです。

それもそのはず、現在の定義65歳から高齢者、は1965年に定められたものだそうですから、50年前の65歳と現在の65歳を比べてみれば一目瞭然です。

 

日本老年医学会はこのほど従来の高齢者定義を改めて75歳以上とすべきだとの提言をしたそうです。(朝日新聞1月6日)理由として、生物学的年齢が10~20年前に比べて5~10歳若返っていること、そして知的機能においても10歳若返っているとの検査結果を挙げている。

 

ま~、さもありなんだが、傑作なのは65~74歳は高齢期の準備期間として「准高齢者」と名づけたこと。高齢者になるのもなかなか大変で準備が入用と判断されたみたいだ。なんか准教授に似た位置づけみたいで面白い。

 

これによれば、私はれっきとした「教授」クラスですので、念のため。これは威張っていいのか、がっかりすべきなのか・・。

 

ただし、これが最高位ではありません。まだ上がある。90以上=「超高齢者」。

なので、及ばずながらこの「最高位」に一太刀浴びせるべく一層精進努力することとします。これを今年の決意第2弾としよう。

第1弾は前回の記事を見てください。今日3日目ですが、まだ続いていますよ。

 

さて、じつは今日言いたいのはここからが本題。

現在の基礎年金支給開始年齢、ご存知ですか。これは原則65歳。さらに、介護保険でサービスが受けられるのも65歳以上です。

 

これを、今回の定義変更に連動させて年金支給開始年齢引き上げを図るのではないか、という憶測が普通浮かびませんか。厚労省の役人の立場だったら絶対にそう思いますよね。

つまりせっせと年金払っても75以上生きないと元が取れなくなるのです。当然定年延長でこき使われます。

 

老人学会の座長は、高齢者の定義を変えることで、社会福祉などがネガティブな方向に動いてほしくない、といちおうもっともらしいコメントを出していますが、それはありえないでしょう。高齢者予備軍の皆様は今から覚悟しておいたほうが良いと思います。

・白無垢の雲輝くや初景色

花クイズです。

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