猫・他

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              今月のカレンダーの猫

私は絶対に猫派。しかし、何年か前に死んでしまって今は居ませんが・・。

今世の中猫ブームだそうですね。お店で買う人が多くて、ペットショップの猫の売値が犬に比べると大分上昇していると今朝の朝日新聞に書いてありました。2015年度は前年に比べ販売数が11%増。年代が若い層ほど、もらったり拾ったりでなく買う傾向が高いそうです。

 

記事には子猫一匹20万円半ばから30万円台と書いてあったので、ためしに近所のスーパーのペットショップに行ってみたら、とてもそんな価格では買えません。

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お猫様ですね。毎日のメンテナンスが大変そうだ。

●俳句

師匠めの俳句歴。なんとたったの2年。振り返ってみれば、2015年1月15日に記念すべき第一作を発してから間もなくまる2年になる勘定です。

この間、新聞、雑誌の俳句欄を眼光背紙を貫く如くに熟読玩味する以外は何の勉強も指導も受けなかった報いがそろそろ来て、なんかマンネリモードに陥ってきたのを感じていました。

 

高校の同級生になんと俳句の先生になっている元お嬢様がいるのを最近知ったので、あつかましいのを承知の上で去年の初夏ごろ詠んだ20句を、どんなもんでしょうと郵送してみたら、親切にも丁寧な赤ペン添削が入って帰ってきました。

これを見ると無傷なのは6句のみ、あとは言葉使いの添削と、俳句のルール違反の指摘。言葉使いは、ちょっとしたことですがなるほどです。結局初心者はいろんなことを言い過ぎる、といわれますが今回の私の場合もそれが当てはまることを教えられました。

 

ルール違反は何かというと「季重なり」。つまり、一句に季語を2個入れないというルールがあり、これの違反を「季重なり」といいます。こんな語が季語とは露知らず、という感じでの季重なりなので経験不足が原因です。

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ということで、何か手を打たないと師匠廃業になってしまうので色々考えましたが、公民館の俳句サークルは曜日が合わないので、通信教育を受講してみることにしました。候補NHK学園とユーキャン。受講料はNHKが約2万円、ユーキャンが約3万5千円だがユーキャンは2900円の月賦が効くのでユーキャンにした。年金生活者には断然これですよ。

毎月3句ずつ18句の添削指導だから、一句あたり1900円と考えればそんなに目玉が飛び出るほどではないです。

これを今年の決意第2弾としました。ちなみに第一弾「高笑い」はまだ3日坊主になっていません。気のせいか、体の芯がしゃんとして体調良くなってきたみたいです

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ちえてとらさんが、数学者岡潔のエッセイについて書いておられたので、何十年ぶりかで春宵十話を読み直してみたら、岡氏は芭蕉ファンでもあったのですね。俳句は理科系の人に好まれるといわれるがその一例です。

この本の中に、芭蕉のお弟子さんの句、

「春風や麦の中行く水の音」を芭蕉が最大限に褒めたという一節が出てくる。この句には春風と水の音という語のみで、色や形というものは何も出ていない。

しかし芭蕉は、名人でも容易に詠めるものではないと賛辞を呈したとのことであるが、私にはこれがそんなに名句であるとはとんと理解不能です。

俳句では根本だけ述べて、あとは読者の想像力に委ねる、いわば余白の部分をいかに旨く配するかが重要ということに関係するであろうことは朧気ながら分かりました。