一人懐石

●昨日からうちの奥さんは水曜迄仙台へ。

何を思ったか、日本基督教団東北教区主催のボランティア参加のためだそうだ。ときどき突拍子もないことを思いつくが、説教しても無駄なので自由行動に任せている。

 

さて、当方も羽を伸ばせる貴重な日々の真っ最中であるが、問題は自炊。しかしこれも退職間際の単身赴任の5年間に培ったノーハウがまだ記憶に残っているので大したことはありません。

 

ノーハウの骨子はというと、名付けて「一人懐石」。

つまり、大したことではありません。できた順番に食べていくというだけの話。みそ汁ができたらすぐに飲む。魚が焼けたら冷めないうちにすぐ食べる。まだお腹がすいていたら、野菜炒めを作って食べる。そしてごはんとお新香とお茶で終わり。複数の料理を同時に並べて食べる、というのは相当の訓練を要することに困り果てて編み出した独り者食事ノーハウです。

 

さらに、これに「立食ひとり懐石」とつくとこれ以上ない究極のノーハウです。すなわち、流し台に陣取ってできた順に片っ端から食べる!

 

それで気が付いた家でのガスコンロの不満。要するにすぐに温度センサーが働いて火力が最弱にしぼんでしまうのです。フライパンで顕著なので、中華料理なんかできないだろうと思って奥さんに言ってもあまり気にしてないようなので、ガスコンロを設置してくれた東京ガス欠陥商品だから取り替えろと3度ほど文句を言ったが、安全仕様を盾に相手にしてくれない。

 

結論⇒いろんな機能のくっついたガスコンロなど高価なだけで無用の長物。火が出るだけの原始的なコンロがもっとも使いやすい。

温度センサーはコンピューター制御ですが、こういう融通の利かない文明の利器はない方がよほどましだ。

 

近くに住む娘は、今日からしばらく香港。教会の翻訳の仕事での出張だそうだ。こちらの方は、当方に大いに影響がある。勤労福祉会館のPC講座の主任講師だからである。おかげで、明日と次の水曜はこちらにお鉢が回ってきた。いつもは私は生徒の後ろをぐるぐる回っていれば済むのだが、2週分のカリキュラムを考えて、その通りにPCが動くかためしして見なければならない。ブログを書き終わったらすぐ取り掛かります。

 

●今日は昨日までの強風と寒さが収まって小川のほとりは絶好の散歩道となりました。魚を釣る人もいた。

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釣り人はよく見かけるが、釣れているのを見たことない。

去年12月に身につまされる「孤食の人」を画面にとらえたが、今日は仲良く食事のデュオになっていて、ほほえましい風景でほっとした。

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*紅梅の雨に匂うや枝垂れ傘