「きょうぼうざい」を漢字変換したらいきなり「凶暴在」の誤変換が出た。
この法案は一たび牙をむくと誤変換のとおりになる。このことはかつての治安維持法で実証済みである。当時の司法相は「無辜の民にまで及ぼすことのないよう十分研究考慮した。」と胸を張ったそうであるが、それであの体たらく。
だから今これを葬り去れとは言わない。両歯の刃で、確かにプラスの面はあるからである。つまり、凶悪犯罪の未遂化。そこで問われるのは、法律が牙をむきそうになったとき、如何にバランスをとって正常化できるか、この国の民主主義の成熟度である。治安維持法のときはゼロだった。あれから76年、わが国の民主主義は本物になったか再度の試すチャンスを与えよう。確かに危険ではあるが・・。なぜ危惧するかというと、どうもこの国は喉もと過ぎれば熱さ忘れるの名人みたいだからである。あれだけの原発事故を起こしても経済に目がくらんで反省することなく、未だ本質的危険に目を瞑ろうとする。「共謀罪」が牙をむく危険の萌芽はいたるところに見てとれる。
●今日の畑の収穫
●今朝の花クイズ
予告した難問の準備が出来ていないので、今朝は軽く初級の問題でご機嫌を伺います。皆様のひごろの研究成果を軽くご披露くだされば幸いです。
●時期はずれですが、蛙2句
・終電の窓の灯りや遠蛙
・ほろ酔いの駅舎蛙の声ばかり