久しぶりに俳句講座

  • 畑の小玉スイカ、赤か黄か、それが問題。

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トマトも健在

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そしてこんな花も。

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一応、花クイズにしておきます。但し、超幼稚園級の問題。

  • 俳句講座

ユーキャン俳句講座の受講は最終盤に来たが、最終課題が出来なくてここにきて足踏み状態にある。

そのことは後で記すとして、振り返ってみてこの講座を受けてみて何が一番役に立った課題だったかというと、「切れ」についてはっきり意味が分かったことである。よく知られているように、代表的な切れ字は「や」である。まず一番に注意すべきは、これは非常に強力で、やの前後を無関係にしてしまうということである。例として次の2句を参照されたい。いずれも課題提出時の拙句で、「や」の使用法を誤った句として指導を受けた句である。

・第2回提出句 菜の花やぬっと顔出す親子連れ

この句意、普通の人には分かりますよね。菜の花畑の中から親子連れが突然顔を出した、のつもり句。ですが根本的誤りがあります。なんでしょうか。

指導コメントには次のように書かれている。

「・・・中7のぬっと顔出すが切れ字のあとなので、どこからだろうと思います。・・・」つまり、菜の花のことは、やで切れているので、切れ字以降に菜の花を引きずってはいけないのである。「や」を単なる強調語と思っているとこういうミスを犯す。それでよく分かったつもりだったが、再度失敗した。

・第5回提出句 筍やしっかと掴む八十路の手

句意は、掘った筍をしっかり掴んでいる老人の手が印象的というものだが、上と同じ誤りがあります。今度はお分かりでしょうか。

筍のことは「や」で切れているので、中7の掴む対象が不明(本人は筍のつもり)

指導コメント「筍やで切れているので、八十路の手の掴むものが何か分かりません。切れ字の位置を変えてください。⇒筍をしかと抱くや八十路の手」

さて、現在困っていることは、最終課題「切れ字を使わなくて切れている句を提出しなさい。」 これについて少し解説します。

代表的切れ字は、や、かな、けりだがこれらを含めて計18文字ある。テキストに載っている使用例は次の通りである。

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これらは芭蕉の時代に既に確立された切れ字だが、明治以降にも追加されたものがある。その代表が「て」。使用例は以下の通り。

 

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てで切れていることを確認してください。

さて、ここからだが、実は切れ字なしに切る手法がある。これは比較的近代のこと。

上5+中7を主部とすると、残りを「飛躍切部」と称して主部と無関係な語を配する句である。その例を以下に示す。

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こんなの簡単だろうと思ってやってみるとあにはからんや、である。無関係にしっかり切れる語でしかも潜在的に関係のある語を見つけるのが大変だということが分かった。やを使えばなんでも切れてしまうので簡単なのである。これが、最終提出課題。切れ字の威力を徹底的に植えつけるのが出題意図のようである。確かに、この課題をやってみると、切れ字の威力がよく分かる。さすがよく考えられたカリキュラムであると感じた。

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