あきの日和はこうでなきゃ

暑くも寒くも風もなく・・、今日のような、こういう日和は本当に少なくなりました。

まず気分よく今朝の句から。

・居候の光様のところに書いた句の改訂版

 着ぶくれし一雨後の北の国

・笑み交わす母の面影時鳥草(ほととぎす)

・うそ寒むやいかにすべきか国の難

●かめきち様のブログに超能力について書かれていましたので私見を述べます。超能力(=心霊現象)はあるのか。答えは、「あります。」精神力、霊力は3次元の物理的世界に影響を及ぼすことができます。

ただし注意すべきは、手品によっても類似の現象を引き起こすことができるので、一般の人が真偽を見分けるのは困難ですしまた意味はありません。

史上最大の超能力者はイエスキリストといわれています。聖書の記載にあるように様々の奇跡を起こしました。多少の誇張はあってもまったくのウソということはないと思います。キリストによってなされた奇跡(超能力)は、奇跡を起こすこと自体が目的ではなかったことに留意することが重要です。それによって、当時の人々に霊の世界、神の存在を示す便法にすぎなかったということです。

 もう一回、このような派手な心霊現象や超能力が現れた時期がありました。19世紀中ごろの欧米です。いわゆるスピリチュアリズムが地上に展開し始めた初期に相当しますが、霊界の主導によってまさに驚嘆すべき物理的心霊現象が次々と引き起こされました。この時もその目的は単に現象を起こすことではなかったことに注意が必要です。真の目的は、当時の先進国欧米の人々に霊魂観の正しさを植え付けることでした。ここで霊魂観とは、霊界の存在、死後霊界生活の存在、霊界と地上の交信が可能なことを認めることです。

実は、この19世紀の物理的心霊現象発現にはさらに大きな目的がありました。それは霊界通信という霊媒現象に人々の関心を向けさせ、その後の高級霊からの通信を受け入れやすくする準備のためでした。

つまり、以上のことで言いたかったのは心霊現象、超能力を手品みたいな見世物として扱うのは全くのお門違いだということです。このことさえ押さえておけば、間違いはないし、騙されることもないと思います。

なお、高級霊による至玉の霊界通信がその後次々と到着しました。その最高峰は、シルバーバーチの霊訓、アランカルデックの霊訓、モーゼスの霊訓などで、これらは知性を前提とした現代人に語りかけるいわば現代版聖書に相当するものです。

次回には、なぜ私がいわゆる霊魂説を信奉するのかについて書いてみたいと思います。