あまりに日和の良い日は要注意(かな)

台風騒ぎが終わったらこの上ない秋の爽やかな陽気が続きますね。ですがいいことばっかりではありません。といっても読者様とは無関係の個人的なことですけどね。

①まずPCで。

12日の文化祭用のカラオケCDを作った。元CDには何曲も入っているのでそこから必要な1曲のみ抜き出してCDを作るのである。ところが何度やってもラジカセで再生できない。これはてっきりソフトが壊れたと思って、急遽ネットから別の無料ソフトをインストールして同じことをやっても結果は同じくだめ。そうこうしているうちにはったと閃いた。ディスクが違ってる。CDでなくDVDのディスクに一生懸命書き込んでいたというお粗末。これに気付くまで4時間と5枚のDVDを無駄にした。

②今日が私の命日でありえたという話。

隣の2階屋根の瓦を葺き替える工事をしている。屋根のうえでトビ職人が作業をしているが、なんと瓦のでかい片割れを落としてくれた。それが私の頭20センチ(30センチかな)前を掠めて落下した。老人になりたての頃は何事にも良く切れていたが、そういう時期は卒業したので、今回もきわめて冷静に青筋を立てて怒鳴りつけておいた。

後で考えてみると、一発でお釈迦になりかねないビッグインシデントであった。この職人の親方は知っているので、一発クレームをつければすっ飛んでくると思ったが、最近の私は紳士になったのでそういうことはせずその場限りにしておいた。しかし人間何が起こるかわからない。もしもの時、と良く言うが、もしも、などと悠長なことを行ってるととんだしっぺ返しが来てあわてることになりかねない。中世のヨーロッパでは「メメントモリ=死を忘れるな」という言葉がはやったといわれるが、まさにそれだ。しっかり準備をしておくことが大事だと痛感した。

秋の日和があまりに良いと思わぬことが起こる、という結論。

朝日新聞の新企画

面白そうな企画が始まった。「科学の扉」-想定外を考えるー

第一回は「死後も残る個人の記録」

まずこのコピーをお読み下さい。

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これは恐らくそんなに難しい技術でなく、実現する公算が高い。何時までも死んだ人の指図を受けるのはどうかと思うが、本当に愛し合っていればこうしたいということもあるのかもしれない。記憶データをもとに。個人の人格を忠実に再現したAIを作れるようになるかもしれないという。すると、認知症になってもAIの助けで自分らしく振舞うことが出来るようになるかもしれない。ちょっと恐ろしいのは、記憶を書き換えるなどの操作も可能になることだ。兵士の恐怖心を取り除く軍事利用や、オリンピック選手の運動能力を高めるなんてことも容易になるだろう。

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この実はなんでしょう。

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北国3句

雪虫となって折り戸を抜けにけり

・魂のいずこ彷徨ふ雪蛍

・逃げもせぬ綿虫を手に寂しけり