始める新しいこと、その2

ずばり、前向きな言葉(楽天思考の言葉)しか考えない、つぶやかないです。

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「口ぐせの魔術」佐藤富雄

「もう年だから」、「どうせ能力がないから」・・・。何気なくつぶやく言葉が人生を決めている。
・人の脳は新しい脳と古い脳に分かれている。新しい脳が思い描いたイメージに古い脳は反応する。この古い脳は現実にあった事と、想像しただけのこととの区別が付かないため、現実はどうであれ、できるだけ「良い想像」をしたほうが良い。その際は、頭で想像するだけでなく、言葉にしてつぶやいたほうが脳は理解しやすくなる。
・つまり、プラスの思い込みが人生を大きく好転させる。「余裕がない」、「とても無理」という言葉は、人生における禁句である。
・日本仏教の宗教家たちもこの原理を利用している。たとえば、法然親鸞。「下賤の者も、無知の者も念仏を唱えることで等しく救われる」、「ただ念仏を唱えうだけで救われる」と教えている。つまり、救われるためには「キーワードの言葉を口にしなさい」と言っているのである。(学生の頃、このことを習ったとき、ずいぶんと気休め的なこと(つまりいい加減なこと)を言っているな、と思ったことがあるが、実はそうではなく、深い心理学的な根拠があったのである。まことに恐れ入りました。)自分なりの成功キーワードを作って念仏のように唱えると良い。
楽天思考
「もう」の口癖をやめて「まだ」にする。財布の中身が千円札1枚だったとき、「もう千円しかない。」ではなくて「まだ千円もある」と考えること。「もう70歳か」と落ち込むのでなく「まだ70か」と楽天的に受け止める。
悲観的になりそうなとき唱える言葉
「自分に起きることは、いかなることも自分にプラスになる。
「自分に解決できないことは、自分にはおきない。
「自分に起きた問題の解決は、途方もない方角からやってくる。

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付録ですが、これらの言葉を思い浮かべるとき、瞑想と共に行うとより効果が高いと思います。瞑想で「無の境地」になるのは難しいと思いますが、前向きのことを思い浮かべることはできると思います。深い瞑想状態になればなるほど、前頭葉の理性(そんなはずはないと理性的に思うこと)のバリアがはずれて、思ったとおりのことが脳の深層に植えつけられる。そうなると、嘘か本当かは無関係に脳はそのまま信じてしまうのです。そうすると、それが実際の行動に反映されるようになる、つまり思ったとおり現実になるのです。いままでの人生は迷走に終始してきたので、ここらで心を入れ替えて瞑想に切り替えます。ちょっと遅きに失しているかもしれませんが。あっ、こういう後ろ向きの考えがダメなんです。新年から気をつけます。

そこで、新しく始めることの②

瞑想をする。そして前向き、楽天的な思考を行う。後ろ向き、悲観的なことは考えないしつぶやかない。

 ・神仏に任せしあした日向ぼこ

・悩みごとケセラセラにて日向ぼこ