新聞から

●在宅医療に舵を切る

厚労省の推計によると、2016年に自宅や介護施設で訪問診療を受けた人は67万人だったものが、2025年には100万人以上になるとしている。ちなみに2025年は団塊世代が全て75歳を超える年だそうである。そこで、さらに在宅医療を充実させるべく病院のベッド数を10万床へらすとともに在宅医療の受け皿医療や介護事業者への報酬を手厚くするという医療政策を発表した。

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たしかに、この方針は無駄な延命治療の回避による医療費削減というメリットをもたらすだろう。

ただし問題もありそうだ。在宅での見とりの場合である。ほとんど動けない状態になったときの在宅介護、家族がいない独身者の場合、病院のように質の高い介護が受けられるだろうかはなはだ疑問で、暗黙のうちに家族の無償ケアを前提にした政策ではないかと心配になる。今後ますます近傍に家族のいない独身者が半数以上になるという推計が出たばかりで、ただ医療費を削るだけの長期政策では困るのである。確かに、私も病院か在宅かどちらを好むか問われれば一般論として在宅と答えるだろう。しかし、家族介護ゼロの孤独の状態を想像すればちょっと待て、と躊躇せざるを得ない。病院での見取りを希望する人だってその状況に置かれれば少ないとは言えないのではないか。その選択を困難にするような政策は国民ファーストの政策とは言えないと思う。

憲法に家族重視を記述して、家族の介護を強制する魂胆だとしたらもってのほかである。

朝日新聞社説の一節

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この社説は前々回の私の記事が嘘でないことを裏書きしてくれている。安倍総理の国会答弁、何年かぶりにTVで見たが、早口の棒読みで半分以上聞き取れなかった。速記者は大丈夫だろうか。憲法という大事な問題なのだから、しかも自らの長年の懸案というのだから、自分の言葉で心に響く言葉で語れないものか。集団的自衛権が必要ならその信念を自分の言葉で語ればよい。国防軍の追記でそれが可能になるとはっきり言うべきだ。なるほどと理解できれば

賛同します。

●中国の裏と表

表⇒クローン猿の作成成功。原理的に人間に応用可能とのこと。国際社会の趨勢は倫理にもとるという見解だが、中華思想の国がどういう独自判断で今後研究を進めるのか気になるところである。

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中国の裏の顔ともいうべき驚くべき実態だ。一流ホテルがどこもやってるというから唖然。中国旅行はよほど細菌への抵抗力、免疫力を付けてからにしないととんでもないことになる。客の食べ残しを混ぜて客に提供したり、どぶの廃油を料理に使うというのは知っていたが、ここまでとは、なんとも驚き。

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この猫、どうです?娘の家の居間なんですが、はじめての訪問者はこれを見て大抵ぎょっとします。なかなかの奇抜なクッションでしょう。