●昨日の畑の収穫
ただし、種まきから収穫まですべての労働は奥方の働き、RECOCAは関与していません。
●ビジネス版「悪魔の辞典」
人事とは「ひとごと」と揶揄する言葉を聞いたことはないだろうか。昔RECOCAはこの手の風刺、パロディ的用語解説にはまり、一人ニタニアしながらなるほどなるほどうなずいていたものである。原典悪魔の辞典は洋版であるが、その発想をベースに日本企業で起こっていることを風刺的に説明した日本版悪魔の辞典が出版されて愛読したものだった。1998年版だから絶版かも知れないが、古本で見つけられたらぜひ入手してみてください。
ビジネス版
前書きからしてふるっている。
「本書を読んでみると、読者の会社人間度を測ることができます。
・用語の3割以下しか理解できず、かつ笑えなかった方
→ビジネス経験のない人。古い大会社に勤務してみてください。
・用語の半分程度が理解でき、半分程度笑えた方
→そろそろ会社人間が板についたころかと。
・用語の7割が理解でき、かつ笑えた方
→立派に大企業病を理解している方。
・用語の9割以上理解でき笑えた方
・用語全てを理解し、笑えた方
→ちゃんと会社で仕事してますか。
人事の部
人事部=人生を決定する非常に重要なことを「ヒトゴト」として扱う部署。
略歴=都合の悪い部分を省略した履歴
内定=キツネとタヌキのお約束
入社式=新入社員のためでなく、役員がひな壇で存在を示すために催される儀式。あらゆる採用トークの嘘がばれ始める日。退職へのカウントダウン初日。
同期=自分の評価処遇が正当に行われているか確認するための準拠集団。スタートから平等でなかったことを振り返る時浮かぶ顔。
派遣社員=働きの悪い正社員を浮き出させてくれる演出家
若手=実年齢でなく、意思決定権を持たない層の総称
ミドル=会社の中で一番多くいる種族。若くはないが偉くもないという全ての総称
上司=自分の提案を横取りするか邪魔する人
部長、部部長、部付部長、部長待遇=急行、通勤急行、区間急行、快速急行・・と同じ。目的地に着くまでのスピード。
取締役=社長の思い付きの発言を何の翻訳もせずそのまま部下に伝える人。真意を社長に質問することなく推測するのが仕事
人事考課=先に順序を付けてから、各人に評点を書き込む作業。好き嫌いや印象を定量化する作業
目標管理=ノルマの割り当てが美しい衣を着て再登場したもの
賞与=給与の後払いなのに、会社の業績に影響を受けるもの。君に期待してるよという上司の言葉が嘘だとわかる瞬間。カードの借り入れが可能になる日。
一律削減=戦略がないことの公言
自己都合退社=会社側が最もうまくやったリストラ。
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●頭の体操。リラックスして、頭を柔らかくして・・
下記を風刺的に説明してみましょう。
「一身上の都合」、「辞表」、「円満退社」、「定年」、「会社OB」、「会社OG」など