朝日新聞の「?」

817日の一面トップ記事です。

 

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なんで、中国のべた記事なの?「べた記事」の意味は緊急を要しない、という意味です。日本を代表する大新聞のトップ記事としてはおよそ緊張感に欠けるのではありませんか。この記事が相応しい理由を知りたい。単に中国大好きという理由でなければいいのですけど。

 

こんな紙面一面に目につく記事もありました。

 

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中国のラーメン屋の普及が何が面白いのですかね。同じラーメン屋の普及なら、たとえばカナダのカルガリー市など最近の日本の店の普及は急速だときいていますが・・。つまり、中国のはなしに特化する必然性はほとんどないと思うのです。

 

さて、けちをつけておいてなんですが、文化面の特集はやはり魅力的です。

 

AI講義の続き。けさは、チンパンジーとの比較で人間の特徴を浮き彫りにすること。

 

「人間らしさはどこにあるか」京大特別教授 松沢哲郎

 

「コミュニケーション力。共感力、相手の心を理解すること。「分かち合う心」を持つように人間は進化してきた。いちごが食卓にあったとき、いちごを口に入れてもらった子供は、はい、お母さんも、お父さんもとなるでしょう。こういう互恵的な利他性が成長していった。これが人間らしさである。これはチンパンジーにはない。人間の未来が不安?安心してください。思いやり、慈しむ、分かち合うことで人間という集団は生き残ってきた。心に愛を持つように進化してきた人間はずっと続いていくんです。たとえどんなに状況が悲惨でも未来に希望が持てる知性があるのが人間じゃないでしょうか。」以下、RECOCAの見解。

AIに戻るが、これらの心情をプログラムでシミュレートして人間らしく振舞うAIロボットはいくらでも精密に作ることはできる。さらにいったん出来上がればAIが自ら進化していくことも可能といわれている。しかし、これを作ろうと意図した、いわば最初の一撃は人間によるものでこれなしにはAIロボットは実在しなかった。ここが人間とロボットの決定的違いである。最初の一撃は、いわゆる人間魂のなせる業である。機械には決してできない。