今日感じたこと

・名月や人生これから深呼吸

・名月や人生のごと曇りなし   

               RECOCA

伊方原発再稼働

広島高裁が再稼働を認める判決を出した。争点は阿蘇山の大規模噴火の影響のとらえ方。運転差し止め請求の理由は阿蘇火山の大規模噴火による火砕流伊方原発に壊滅的影響を与えるというもの。根拠は9万年前に実際に大規模噴火が起きていることである。これに対して広島高裁は、原発稼働中に大規模噴火の起きる可能性は低いとする調査結果を採用して稼働を認めた。こういう裁判所の不勉強、認識不足が日本国を滅亡に追い込む、もうどうしようもない状態に見える。まず、現状の火山学、地震学のレベルが裁判官にはここに至ってもわかっていない。あるいはわかろうとしないのか。いつどこでどういう規模の地震が起こるかは今の地震学では予測することはできないのである。同じく、いつどの規模で個々の火山が噴火するかを予測する学問もない。頼りは古文書および地質調査による噴火の履歴である。阿蘇火山では9万年前大規模噴火が起きたことが分かっているとのこと。しかし、これが再度いつ起きるかは誰にも分からないのだから、明日起こると思ってこの規模の噴火災害を想定するべきではないだろうか。北海道地震のときでもあんな形で全電源喪失が起きるなど誰も想定できなかったのだから。

朝日新聞➡本当にますます中国に関心がおありのようだ。その度合いがまた亢進している。これまでは日曜だけだったのが、平日にも浸透しだした。

今朝の、日本を代表する大新聞の一面トップを見てください。国内ニュースで一面トップを飾る記事は本当にないの?といいたい。

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しかも第2面も半ページを割いて一面記事の詳細報道に充てている。これだけではない。おまけに第9面にも今度は全頁をさいて中国国内の出稼ぎ労働者の惨状を詳細に伝えている。はじめの頃は何か深いわけがあっての編集方針かと思っていたが、単純に中国好きの編集としか思えなくなった。

③今日行ったボランティア先(高齢者デイケアセンター)で男子中学生二人が後ろでかしこまって見学している。終わってから係の人に聞いてみたら最近の中学生は実地の社会見学でいろんなところを回るのだそうだ。それはそれで結構なカリキュラムなのだが、私があきれたのは彼らに日本の童謡の知識が全くないということである。オカリナと一緒にデイケアに来ている皆さんに歌ってもらう歌で今日やったのは、バラが咲いた、おぼろ月夜、琵琶湖周航の歌、もみじ、里の秋、ふるさと。中学生は二人ともこれらをどれも知らない、習ったことがないという。驚くべきことだ。文部省のセンスを疑う。日本人の魂の抜けた日本人が大量生産されている様をまざまざと見せつけられた感がした。