ジュリアの音信(2)

ジュリアの音信 W.Tステッド著 桑原啓善抄訳 でくのぼう出版より

第一編 友人エレンに充てた音信

①現界から他界への移行

・死がこんなに心地よい眠りからの眼覚めとは思いませんでした。

・死の時は何の苦痛もなく、ただぐっすりと眠った後、目が覚めるような感じでした。死がこんなにも簡単で、それに自然なものですから、みんな自分が死んだとは気づかないのです。

・他界して、こちらで初めて目覚めたとき、気付くとそれは地上とそっくりでした。

・ここには誰も老人に見える人はいません。皆私たちは若いのです。これこそ永遠の青春、そうなのですね。

・ここには平和があります。生命があります。美があります。そしてそれらすべての上に愛があります。ああ、愛こそは天国の鍵、神は愛なのです。

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