名古屋ウオーキング(1)

令和になりましたね。

・五月来て街に令和の気配かな

・令和来てインクの匂ふ初ページ

・令和来て桜前線奥州路

・青蛙飛んで令和の気合かな

明日、免許証更新のための認知症検査での問「今日は何年何月何曜日ですか」の問に「令和元年5月2日木曜日」と記入できるのを楽しみにしています。

さて本題。

平成最終版の28、29日名古屋を歩いてきた。発端はブログ仲間の親愛なるごいさんの岐阜マラソン。その宿泊を名古屋にすると聞いて、宿を紹介、予約してあげたのが発端で、そのついでに50年ぶりに名古屋をぶらぶらしようと思った次第。ごいさんも同行してくださることになったので、マラソンランナーに歩き負けないようにひと月くらい足を鍛えておいた。

ところでこの宿は特別の穴場なのであまり前広に言いたくないのですが、せっかくなのでちょっとだけいいます。外観も内装も設備装備品も中級以上の立派なもの。なのに宿泊費は相場の半額。フロントは親切。しかもキャンセルは電話一本当日までペナルティなしときているのでこたえられない。別に幽霊が出るなど欠陥があって安いわけではない。市営の多目的施設だからです。ただ一つ難点を言えば立地ですね。名古屋城に隣接した官庁街なので飲食店が遠いということ。うわさの名古屋飯屋とか名古屋モーニング喫茶店が部外者には簡単に見つからない。28日夜この宿に合流後、早速飯屋探しに出かけた。15分くらいぶらついたところで、一軒だけぽつんと明かりがついているうなぎ屋を見つけてここに決めた。なんか由緒ありそうな店で、熱田神宮御用達の店と書いてある。だから値段もそれ相応みたいで、最安値の「ひつまぶし」が3300円、その上の蒲焼がいきなり6000円台。迷わず、ひつまぶしを注文。ひつまぶしは名古屋飯の代表格でもある。形はうな重だが、食べ方が独特で、卵の黄身にまぶしたり、ネギやワサビの薬味とかお茶漬けなどにする。4種類の方法を試したが、何も特別なことをしないでそのまま食べるのが一番美味と思った。ちなみに、ひつまぶしの発想は、B、C

級のうなぎでも商品にできないかと工夫を重ねた結果編み出したものと聞いたことがある。経済観念の優れた名古屋らしい発想。

・行く春やちょっと贅沢ひつまぶし

・行く春や食べ方問ふてひつまぶし

翌日の朝食は、近くに名古屋モーニング店が見つからないのでコンビニで調達後宿へ。

ブラ歩き本題は次回です。