春よ来い、はーやく来い、の童謡ではなく、ナウい歌の方です。
1994年リリース、松任谷由美作詞作曲の歌。ジャンルはJPOPです。同名のNHKテレビ小説の主題歌でもあります。そして、もはやJPOPのクラシックといえるかもしれません。なぜなら曲は音楽教科書に採用され、詩としては中学の国語教科書に掲載されているからです。教科書に載るJPOPは珍しいと思うのですがどうでしょう。小中の卒業ソングとしても人気があります。春を復興と読み替えて、東日本震災の復興ソングとしても取り上げられました。
この曲の特徴はユニークな伴奏ですね。短い単調なメロディが何回も繰り返されていくうちにメインの歌が出てきて、催眠術にかかったみたいに引き込まれていくとてもな独創的な曲です。
かなり長いですが歌詞を掲載しておきます。
春よ、来い
作詞作曲 松任谷由美
淡き光立つ俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつひとつ香り始める
それはそれは空を越えて
やがてやがて迎えに来る
春よ遠き春よ瞼閉じればそこに
愛をくれし君のなつかしき声がする
君に預けし我が心は
今でも返事を待っています
どれほど月日が流れても
ずっとずっと待っています
それはそれは明日を越えて
いつかいつかきっと届く
春よまだ見ぬ春、迷い立ち止まる時
夢をくれし君の眼差しが肩を抱く
春よ浅き夢よ私はここにいます
君を想いながらひとり歩いています
流るる雨のごとく流るる花のごとく
春よ遠き春よ瞼閉じればそこに
愛をくれし君のなつかしき声がする
春よまだ見ぬ春 迷い立ち止まる時
夢をくれし君の眼差しが肩を抱く
〇RECOCAのオカリナで
〇松任谷由美の歌