本当の雑記事

●ゆりかごの歌口ずさむ八十の秋

俳句からは遠ざかってしまった。毎回の知多半島の句会への投稿もやめている。新聞雑誌の句が自分にはどうしていい句なのかわからないことが増えて来たのでやめてしまった。本当はそんな外のことに拘らずに自分の感じたことを詠んでいればいいのだろうけど。

●絵手紙もご無沙汰。絵具は干からびていた。結局情熱を持って描いたのは半年くらいかな。

●停電

台風、それも並みの台風くらいで半月以上も停電や断水。いったいこの国はどうしたのだろう。戦前に逆戻りか。東電は原発の先進技術なんかやめて足元を固めないと・・。

●今朝の新聞で気になったこと

こんな場合にも身元保証。金借りたり家借りたりするとき身寄りのない高齢者は身元保証人の壁に突き当たるが、病院を退院するときにもこの壁が立ちはだかる。退院して一人で暮らせないと介護施設に入所の必要があるが、そこでも必要になるとのこと。これは早期に公的機関が助成するシステムを構築しないと高齢のホームレス病人が溢れかねない。民間の身元保証サービスもあるとのことだが、140万円の事前支払いとかなんか胡散臭く使う気にならないだろう。身寄りなき独り身の高齢者が増えることは大昔からわかっていることなのに、なんで今頃になっても何もしてないのだろう。

●外国の街並み

丸めてしまってあったカレンダーを広げてみたら海外の特徴ある美しい街並みの写真が毎月出ていた。それはこんな感じです。今回は1月から5月まで。てんでんばらばらの、広告の氾濫する日本の街並みが貧相に見える。

①スペイン本土から南へ100kmのカナリア諸島の町ラス・パルマス。カラフルな街並みは船の塗装に使ったペンキの余りを使ったことから生まれた。

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カナリア諸島 ラス・パラマス

②ノルウエイ、ロフォクーティン」諸島。

タラ漁が盛んな港町。入り江に面した高床式の木造小屋に寝起きして漁に出ている。小屋のすぐ下はすぐ海で、船を係留できる。

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ノルウエイ ロフォーティン諸島

③ ドイツ、フロイテンベルク

この地域には、木組みの間にレンガや漆喰で埋めて壁にしたハーフティンバー様式の建物が数多く残っている。伝統的な家屋はまるで呼吸するように湿度を調節し暮らしを守ってくれるという。

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ドイツ フロイテンベルク

インドネシア、パラク

「我々の祖先は海を渡ってやってきた。」トラジャ族にはそんな言い伝えがある。トンコナンと呼ばれる彼らの家は、それを裏付けるように山中に存在するもかかわらず、屋根の形が船型だ。トンコナンとは、「共にに座る」というトラジャ語から派生した言葉である。彼らにとって住まいとは暮らしの場であるとともに、一族の歴史と今の自分をつなぐ空間なのである。

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インドネシア パラワ村

ギリシャサントリーニ島

断崖の頂に立ち並ぶ白い家々。ここはギリシャを代表する絶景の島である。箱型やかまぼこ型の家の中は、崖を掘りぬいた洞窟状の居住空間になっている。斜面を活用した住まいは、平地の少ない島の知恵だ。

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ギリシャ サントリーニ島