♬遠くへ行きたい

俳優で歌手のジュリー藤尾氏が亡くなられたのでその追悼の意味でこの曲を取り上げました。同氏に特別な親しみがあるわけではないですが、RECOCAと同い年というだけの繋がりです。

さてこの曲は永六輔作詞中村八大作曲の名コンビの作品です。楽譜の説明書きによると「シャンソンとジャズをミックスさせたようなロマンチックな抒情歌。昭和37年5月、NHKTV夢であいましょうジェリー藤尾の歌唱で発表された。」

遠くへ行きたい

知らない街をあるいてみたい

どこか遠くへ行きたい

知らない海を眺めていたい

どこか遠くへ行きたい

 

遠い街 遠い海

夢はるか ひとり旅

愛する人とめぐり逢いたい

どこか遠くへ行きたい

 

愛したい 信じあい

いつの日か 幸せを

愛する人とめぐり逢いたい

どこか遠くへ行きたい

・・・・・・・・

今回の演奏は2種類のリコーダーを使いました。なぜオカリナでないか。理由はありません。普通のサイズのリコーダーであるところのアルトリコーダー(中学で使うサイズ)とその倍の大きさのバスリコーダーです。その形の違いは写真で見比べてください。

f:id:recoca1940:20210821211042j:plain

左から3本目=ソプラノリコーダー(小学校で使う大きさ)、その右=アルトリコーダー(中学で使う大きさ)、その右=テナーリコーダー、一番右=バスリコーダー(アルトの2倍の大きさ)リコーダーの四重奏にはこの4種類を使用します。

まずバスリコーダーでの演奏です。使用楽器は日本のヤマハ製バスリコーダー(ピッチは基準音A=440ヘルツ、いわゆるモダンピッチに調律されたもの)

カラオケ伴奏制作とプロデュースは友人のK氏。バックの画像は居候に光さんのブログから拝借しています。いつも有難うございます。

・秋立つや歌懐かしきリコーダー RECOCA

youtu.be

つぎに1オクターブ高いアルトリコーダーでの遠くへ行きたい。使用楽器はハンス・コルスマ(オランダ製)です。調律はモダンピッチよりも半音低くされた楽器(基準音A=415ヘルツ)このピッチを俗にバロックピッチといいます。半音低いだけなのにすごく落ち着いた雰囲気に聞こえます。バロック以前の時期には現在のピッチより半音低く調律された楽器で演奏されていました。当時はさらに低く調律されることもありました。バックの画像は「障害者の口と足によって描かれた絵画」から借用しました。

youtu.be

正調遠くへ行きたい、ジェリー藤尾

緊急事態・解除の条件はBy菅首相

菅首相、医師会にぶちかましましたね。就任以来の初ヒットです。長打、ホームランになるか。

解除の条件は次の3件。①医療体制の構築②感染防止③ワクチン

球は医療側に投げられた。今後は宣言が長引くと医者に対するブーイングが激しくなると思います。医療体制とはつまり、入院病床の確保です。医師会と国との力関係を考えるとすんなり実現するとは思えないので、緊急事態宣言は解除できなくて半永久的に続く事もあり得ます。いずれにしろ首相はサイコロを投げた。

首相は病床確保に法整備に動く(=医師会に命令できるようにする)とも述べているが、何とも遅くて話にならない。なぜ今頃なのか。このままでは首相の首が危ういのでとりあえず言ってみただけとも受け取れる。昨日の首相記者会見があまりに認知症気味で酷かったとネット大炎上している。末期の首相の言うことなんかほっとけと医師会に無視されないようによろしゅうお願い申します。

f:id:recoca1940:20210818090531j:plain

f:id:recoca1940:20210818090557j:plain

youtu.be

🎤「サイタ、サイタ・・」

TVを見ると毎日今日の感染者は~で最多とか、一生懸命最多となる括りを探して脅しの材料にしています。超高齢者はサイタ、サイタサクラガサイタ(コロナガサイタ)を思い出して可笑しくなります。東京は(○○人減りました)、「重症者は過去最多」。はじめのカッコの部分は絶対に言及しない。言及するのは鍵カッコのみ。いつまでもこういう人をおちょくることしかしないから、国の言うことなんか聞かなくなるのです。一事が万事。分かりますか。マスコミ、大臣、首相。

さて私奴が思うに、世界の新型コロナ出口戦略は誤っていると思います。最強の武器はワクチンではなく治療薬にすべきです。ワクチンが普及した国でコロナが終息した国があるでしょうか。このままでは3回4回接種はおろか半永久的に接種ということになるでしょう。

ワクチンは予防目的ですから理想的には人間の数だけ必要です。世界人口はネットによると何と78億人です。ということは2回接種とすると、156億回分という膨大な数が必要ということです。しかも集団免疫で終息させるためには156億回ほぼ同時に接種されなければなりません。ワクチン製薬会社は喜ぶでしょうけれど、これはいかにも非現実的です。ですから、武器は治療薬にシフトすべきです。世界でもその卵はいくつかあると報告されていますが、日本に目を向ければ可能性のある薬が現にいくつも日の目を見るのを待っています。しかも既存の薬や成分の転用であるものがあるので安全性はすでに担保されています。治験数確保が進まないという理由で実用化のスピードが遅いといわれているようですが、ワクチンみたいに特例承認がなぜできないんでしょうか。世界のコロナ感染者累計は約2億5千万人です。ということはこの人数分の治療薬で済むわけです。これは先に見たワクチン数の62分の1です。しかも、これで罹っても治療可能という安心感が得られるわけですから、もはや怖い病気でなくその辺のクリニックで診療できる普通の病気となるでしょう。つまり新型コロナパンデミックの終焉です。

・・・・・・・・・・・

今日のオカリナは愛燦燦です。このオカリナ演奏はRECOCAとしては非常な上出来と自負しているのですが、ユーチューブの再生数は最低です。ユーチューブは聞く耳がないね~。これを挽回すべく再度引っ張り出しました。うん、今聴きなおしてもほれぼれする出来?!

youtu.be

終戦

今年のように涼しい終戦記念日は大変珍しいように思う。だからどうしたということは全くないが、いろいろ関連記事を見ていて興味をそそられたのは天声人語。南方で食糧不足のため孤立した日本軍で妙に当たる予言がはやり出したというのだ。「立つことのできる人間は寿命30日間、体を起こして座れる人間は3週間、寝たまま小便すようになったら3日、物言わなくなったら2日・・・」食糧補給を無視して兵士の衰弱をきたした戦争の悲惨さをよく物語っている。兵士を消耗品扱い、人間と思っていない上級国民の大本営。これについてはいろいろ言いたいことはあるが、今回の視点は無謀な戦争についてではない。

人間、生命力の根本は立てるということ。このことが当時から直感的に認識されていたことに注目したい。

翻って現代を顧みたとき、TVやPC、スマホが普及したことで立つことの重要性を忘れ、座りっぱなしの不健康な生活が多く見られるのではないだろうか。一日10時間以上座っていると心筋細胞が壊れたときに出るたんぱく質の一種トロポニンの量が増え、これが長く続くと心臓病のリスクが増すという研究がある。座っている時間30分を軽いウオーキングに当てると最大35%早期死のリスクを減らせるという研究もある。ただし、ここが難しいところだが座りっぱなしが最悪とは限らないようだ。立ちっぱなしもよくないからである。

立ったまま働くか座ったまま働くかどちらかを選ばねばならないとしたらどうしますか。正解は座ったままを選んだほうがましということらしい。

ところで、座ったままにもましな座り方とそうでないのがあるようだ。ダメなのは微動だにしないお座り。その典型は自宅でソファに陣取ってTVを凝視する時などである。そこにお煎餅ぼりぼりが加わると最悪。それに比べると職場での座りっぱなしはまだましといえる。時々どこかへ行く用事が入ったり、お茶を飲みに席を立つことがあるでしょう。微動だにせぬお座りを避けるには座りながらの貧乏ゆすりが良いのではないかと思う。最近立ち仕事用の机が旬らしいから活用してみるのも一案である。

・・・・・・・・・・・・

俳優で歌手のジェリー藤尾氏が亡くなったという訃報。あまりよくは知ってる人ではないがRECOCAと同年齢なので一応敬意を表して、この人の歌「遠くへ行きたい」が有名らしいが、私のストックにないので、題名に「遠い」が入ってる別の曲を掲載しておきます。ジェリー藤尾氏とは何のかかわりもないですが悪しからず。

RECOCAのオカリナで、「遠い世界に」。

youtu.be

 

 

♬希望

近所に住む友人K氏のご希望によって「希望」という曲をオカリナで演奏録音ユーチューブアップしました。

私の直近のオカリナアルバム(7)のタイトルが希望なのにこの曲が漏れているとはこれ如何にということだったので急遽録音しました。

この曲をこれまで演奏しなかったのは手持ちの曲集に載ってないし伴奏CDも手元になかったからです。時々近所の山野楽器に行ってオカリナ曲集の出版物をチェックしているのですがこの曲は見当たりませんでした。

希望

1970年リリース

作詞 川口真、作曲 いずみたく

①希望という名のあなたを訪ねて

 遠い国へとまた汽車に乗る

 あなたは昔の私の思い出

 故郷の夢初めての恋

 けれど私が大人になった日に

 黙ってどこかへ立ち去ったあなた

 いつかあなたにまた会うまでは

 わたしの旅は終わりのない旅

   以下2番省略

さて以下のオカリナ演奏を聞くと先に手元にないといった伴奏が入っています。ネットで購入したのかと思われるかもしれませんがそうではありません。私は知らなかったのですが、最近は楽譜作成ソフトが進化していて、メロディ譜を入力すると何種類かの伴奏を自動作成してくれるのです。今回使ったソフトはK氏所有のスコアメーカー(カワイ楽器)。曲の製作は全面的にK氏お任せです。なかなかそれらしい出来栄えで感心しました。

そればかりか演奏した曲を入力すると、部分的に音程を変えてくれることも出来ます。今回この機能を使って、あたかもオカリナの音域が大幅に広がったように仕上げることができました。動画をご視聴になると分かると思いますが、第1コーラスでは普段使っているアルトオカリナより若干音程の低いテナーオカリナを使用しています。ところが第2コーラスに移ると音程の高いアルトオカリナの音域で演奏しています。一個のオカリナでは音程が狭くて出来る芸当ではないので、普通は楽器をテナーからアルト管に持ち換えて演奏しますが、ここでは持ち替え演奏はしていません。どうしているかというと、ソフトの音程変更機能を使っているのです。

こういうマジックが自在にできるCD録音とライブ演奏は全く別物という謂れが垣間見えた気がしました。

なお、画像について。第二コーラス以降の虹と白鳥は居候の光さんのブログから拝借しています。有難うございます。

蛇足ですが、コロナ陽性者増でやたらと政府は外に出るなとか買い物に外出するのを半分にしろとか言っていますが、合わせて希望のある言葉は付加出来ないのでしょうか。つまり彼らの考えている出口戦略です。こういう薬が間もなく投入できる見込みなのでそれまで3か月我慢してくれとか、間もなく病床ひっ迫は解消させるからとか・・。国民の手足縛りは年季が入って上手になったが、自分たちはどういう努力をしているのか手の内を見せないというのはずるいよ。トップの不言実行は理解されない。常に有言実行であるべき。

RECOCAのオカリナで希望

youtu.be

岸洋子の歌。

youtu.be

ニューヨークでワクチンパスポート導入決定

なんと自由の女神のおひざ元ニューヨーク市が8月16日からワクチンパスポートの導入を決定したとの動画がユーチューブに投稿されたのでご覧ください。

対象は成人であるがいずれ未成年にも及ぶ方針。屋外活動の大部分にこのパスポートの提示がないと入れなくなる。ブロードウエイやコンサート、美術館はもとよりバーやレストランも含まれる。ワクチン打っていないと外食も出来なくなる。ワクチンには当然有効期限があるから運転免許証みたいに更新のため永久にワクチンを打ち続けることになる。製薬会社にとってはこれ以上ない儲け話。ワクチンを何らかの理由で摂取できない人のために救済措置がある。それは数日以内のPCR陰性証明。馬鹿々々しい。レストランいくのにいちいち何千、何万円出して検査する?(当然検査は無料ではない。ワクチンは無料)こんな重要なことを市長の一存で決定できるというシステムからして狂っている。ワクチンパスポートは市外からの来訪者にも適用される。当然海外からの出張、観光客も例外でない。

このパスポートのスタイルは紙の場合とスマホの二通りが想定されている。問題はスマホの場合で、これはいわゆるデジタルパスポートになる。つまり保有者のいろんな情報が紐づけされることになる。例えば位置情報とか享受している医療情報等。これは中国ですでにお馴染みのデジタル監視社会である。ニューヨークを皮切りに全米がその道を歩む、つまり全米デジタル監視社会という中国化の道へ突入するのか否か非常に重大な岐路に立っているといえる。

実は日本もこれをやりたくてデジタル庁を創設した。しかし能力が今一なので実現は遠い先にできればいい方で多分挫折するだろう。これは、能力に長けていることが常に幸福であるとはいえないことの最たる例だろう。国のデジタル技術がお粗末なことで、日本国民は監視社会を逃れ、幸福な暮らしが末永く(?)続くのである。

youtu.be

オカリナのおまけ

youtu.be

♬アヴェ・ヴェルム・コルプス

モーツアルト作曲の宗教曲アヴェヴェルムコルプス(聖なるお体)です。

モーツアルトは死の半年前、自らの死を予感するような天上的作品を作曲しています。大作レクイエムと最後の宗教曲の小品アヴェヴェルムコルプスです。この作品は合唱と弦楽にオルガンというシンプルな構成でわずか46小節という短いものですが、そこには透明で清らかな天上世界が凝縮表現されています。すべての闘いを終えて天に帰還した安らぎが満ち溢れた曲です。

ではRECOCAのオカリナでどうぞ

バックの画像は居候の光さんの素晴らしい月下美人です。いつもありがとうございます。

youtu.be

正調アヴェヴェルムコルプスはこちら。

youtu.be