新潟の思い出

台風前日の日曜日午後、新潟唯一の古楽合奏団ネーベルの定期演奏会が開催された。基本的にはアマチュアだが、それを遥かに超えるいわばセミプロ。

 

いつの頃からか柴田先生がこの合奏団の客員指導者になられた。今年は一周忌の追悼演奏会なったので新座のサークルメンバーからも7人が駆けつけた。

 

私は1998年から5年間新潟勤務の経験がある。そのときネーベルの存在を知り、柴田先生の存在も始めて知った。今回演奏会の会場、「音楽文化会館」は本当に懐かしいところ。

 

ここは私の所属した新潟のオカリナサークルの活動拠点であり、毎週水曜日の夜車で30分の道のりを実に5年間休まず通い詰めた。

 

すぐお隣には3000人のホール「芸術文化会館」があり、能楽堂も設置されている。能の公演以外も同じ舞台で行われるのがユニークなところ。ロンドンバロックもここで公演した。ヨーロッパの古楽が能舞台でどのように映えるか楽しみで聴きに行ったことを思い出した。