Windows10

マイクロソフトの次期パソコンバージョンが今年中にウインドーズ10と銘打って発売の見込みで、その概要が明らかになったとの新聞記事が出た。(2015.2.21朝日新聞Be版)

 

現状の版8から9を飛ばしているのは、抜本改革をイメージしているから。しかし、改革どころか古い版7へ近づける、後戻りの部分もあるから面白い。

それは、8の開発時の大幅な勇み足を少しもとに戻そうとするもの。つまり、スマートフォンの指操作の導入がドラステイックすぎたのである。

普通のPCユーザーにはこんな操作性は不要で、マウスとキーボードで十分である。だから8発売時には、7から8への買い替えが思惑通り行かなかった。

とくに企業にはほとんど売れなかったのではないか。だから、今回は会社にいかに10に移行させるかに知恵を絞った改良がされているはずである。

 

それはいいが、PC業界はよく考えないとそろそろ個人ユーザーにそっぽを向かれるだろう。実際、数年おきに新版がでて、そのつど20万円の出費を強いる業界が他にあるだろうか。

確かに車や携帯電話のモデルチェンジも頻繁だが、別に使い続けても支障は起こらない。ところがパソコンの場合は、古いままだと早晩アフターサービスが切られて使い続けると危険な状態になってしまう。

 

車や携帯のようにローンによる支払い形態を導入して、新版パソコンに買い換えても高額な一時的出費が生じないようなサービスを提供すべきだ。

・春弥生笛吹き集いてカフェ旨し

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