高齢者施設が氾濫している。住まいの近所でもちょっと見ぬ間にしゃれた建物が建つ。それはたいてい高齢者施設。それでも25年後の東京では、施設不足が深刻との予測。お気の毒なことだ。
ところで今でも混乱している、施設の分類。とにかくいろんな名前を勝手につけて、利用者に分かりにくいことこの上ない。それで基本的なことをしらべてみた。とにかくその種類。
1。民間施設
a。有料老人ホーム:主に60才以上を対象の民間運営の高齢者住宅。数千万円もの高額入居一時金が必要なのも多い。
b。ケア付きマンション:法的規定はなく、高齢者向けの住宅に、介護、医療サービスなどを提供する民間施設で多様な形態あり。
2.公的施設
a。特別養護老人ホーム:在宅介護が受けられない要介護認定者が入居する公的施設。65歳以上が対象。
b。養護老人ホーム:65歳以上で、経済的理由などで生活に困っている人が対象。
公的施設には、ケアハウス、シルバーハウジング、シニア住宅などもある。
さて公的施設には、入居一時金は不要なのか?わからん。
ということで、とりあえず分かったのは、生活困窮者でなく、かつ在宅介護者のいない一般人の入居対象公的施設は2-aということ。知らなかった。
ここで在宅介護者の有無というのが曲者で、ちょっとでも家族に介護の出来そうなのを見つけると、国は家族に介護を押し付ける。高額な介護保険料を取っておいて、全く頭にくる話だ。
さらに注意すべきは、民間施設。いくら金を積んでも基本的に所有権でなく単なる利用権を買うに過ぎないことに留意。
どういうことかというと、施設が倒産したら、即追い出されるということ。そのリスクを軽減するためには、誇大広告に惑わされずに、しっかりした経営基盤かどうか、株を買うときみたいに、注意深く調査検討すること。
・サラリーマン今日で定年薔薇香る
・アンコール晴れて手にする薔薇の花
・月光の窓辺に白き薔薇の花
・白薔薇の霧に浮かぶや月の夜