ストレスの世の中、せめて猫を眺めてリラックスしよう。
ところで、認知症。本人はなるまでは苛立つが、なってしまえば天下泰平。しかし、周囲は地獄が鮮明になった事件。覚えておられるだろうか。それは9年前、認知症の男性が徘徊してJR電車に跳ねられ死亡する事件が発生した。
これにたいしなんとJRは妻と長男に720万円の損害賠償を請求、訴訟沙汰になった。もしこんな賠償請求が認められれば、おちおち徘徊できなくなる。全ての認知症患者は、一昔前の精神病院の鉄格子病棟に隔離収容せざるをえなくなるだろう。
だからこんな賠償請求は一蹴されるだろうと思っていたら、なんと一審は720万円満額認めてしまった！後の二審でも３６０万円の賠償命令。それが今最高裁へ移って弁論が開かれる。ということは二審の判決が覆されるということだが、賠償額の減額だけでは意味がない。法曹界の常識が問われるところだ。
さてさて法曹界とはなんと世間知らずのアホ裁判官の集まりかと驚くばかりだ。こういうところにこそ裁判員を導入すべきだ。
また、JR社長の身内知人には徘徊する認知症患者は居ないのだろうか。JRにとって、これは天に唾する行為だ。いずれJR関係者自らの身に降りかかってくるだろう。
初夢の旅の異国やきな臭し
テロ多発御慶むなしき年明ける
