あきれること多き日に

感性の違いでしょうか、同じものに接しても全く正反対の反応です。

1.もうすぐG7伊勢志摩サミットですが、その前に仙台で環境相会議が行われた。そのときドイツの環境相は福島事故原発を視察して、次のような感想を述べた。

「電力供給制度の変革はいずれ必要になる。原発の稼動延長は変革の遅れにつながる。原子力とは、いかに甚大なリスクを伴うか、改めて認識した。力を入れるべきは再生可能エネルギー。風力や地熱などを活用する条件は日本はドイツよりよほど条件がいい。福島事故機の廃炉に40年といわれるが、これは最もうまくいった場合で、今は溶け落ちた燃料を確実に捜索する技術がまだない状況だ。40年で終われるか何ともいえないと思う。」

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2.片や日本⇒福島を経験しても目先の銭勘定に四苦八苦の守銭奴みたい。

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3.話はかわりますが、前々から感じていたことを、「朝日・声」でずばっと投書してくれているのでシェアします。

事故で電車が止まると、とにかく最低でも1時間は無策の缶詰。「トイレ我慢できない人はそのまま漏らしてくださいといっているようなものだ。」が気に入った。

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4.前にここでふれた若冲展(上野東京都美術館)。

3時間待ちの行列に驚いて引き上げたと書いたが、24日の終了目前になんと320分の行列。思わず電卓で60で割り算した。なんとなんと5時間半。おとなしく並ぶ、有史以来の従順な民族に鳥肌が立つが、こういうのを平然と見ている東京都の無策役人根性、これも有史以来の相当なものですよ。あの都知事にしてこの部下。分かるような気がする。整理券を発行して、その間周りの博物館なりを見学してきてもらえば一石3鳥くらいのことは小学生でも考え付くでしょ。

zasshi.news.yahoo.co.jp