「ほぼほぼ」。なんだか分かりますか。分かる人はナウイ。
私は今朝まで聞いたこともなかった。
以下、今朝の朝日新聞のコラムより。
こんな意味で使うそうです。
「インタビューは少し前に受けたものですが、ほぼほぼ私の心境が書かれています。」
「親がモデルになるから、ほぼほぼ連鎖する。」
「けがもほぼほぼ治った。」
「大枠ではほぼほぼ共通のものがある。」
文脈から類推すると、「おおよそ」とか「大体」、「大抵、大概」の意のようである。
使っている人に聞くと、進捗度でいえば、「ほぼ」が90%、「ほぼほぼ」が95%だそうである。
1999年に最古の使用例が出現したとある。2013年には、三省堂の国語辞典に「ほぼ」の追加として載った。さて、どの程度定着するだろうか。
・銭湯は昭和の香り夏木立
・陽を浴びてますます白き辛夷かな