「ほぼほぼ」

「ほぼほぼ」。なんだか分かりますか。分かる人はナウイ。

私は今朝まで聞いたこともなかった。

以下、今朝の朝日新聞のコラムより。

こんな意味で使うそうです。

「インタビューは少し前に受けたものですが、ほぼほぼ私の心境が書かれています。」

「親がモデルになるから、ほぼほぼ連鎖する。」

「けがもほぼほぼ治った。」

「大枠ではほぼほぼ共通のものがある。」

文脈から類推すると、「おおよそ」とか「大体」、「大抵、大概」の意のようである。

使っている人に聞くと、進捗度でいえば、「ほぼ」が90%、「ほぼほぼ」が95%だそうである。

1999年に最古の使用例が出現したとある。2013年には、三省堂国語辞典に「ほぼ」の追加として載った。さて、どの程度定着するだろうか。

f:id:recoca1940:20160630234432j:plain

f:id:recoca1940:20160630234508j:plain

・銭湯は昭和の香り夏木立

・陽を浴びてますます白き辛夷かな