次の言葉の正しい意味は?大多数の人が取り違えている。実は私もその一人。
・確信犯
①政治的、宗教的などの信念に基づいて正しいと信じてなされる行為。
②悪いことだと分かっていながらなされる行為(を行う人)
・琴線に触れる
①感動や共鳴を与えること
②怒りをかってしまう
如何でしょうか。正解はいずれも①。「確信犯」については完全に②だと「確信」していた。お粗末。
ほかに、紛らわしいのは、
・奇特
①優れて他と違って感心なこと
②奇妙で珍しいこと
・名前負け
①名前が立派で、中身が追いつかないこと
②名前を聞いただけで気後れしてしまうこと
正解はどちらも①。これも「奇特」については今の今まで②の意味で使っていた。あの人は奇特な人というと、少数派のマイナスイメージを浮かべていた。いかん、いかん。
・どちらの言い方を使う?
周囲の皆に明るくにこやかな態度をとることを
①愛嬌を振りまく
②あいそ(う)をふりまく
そんなに思い通りになるものではないことを
①そうは問屋が卸さない
②そうは問屋が許さない
混乱したさまを
①上を下への大騒ぎ
②上や下への大騒ぎ
眠りから覚めたときの気分が悪いことを
①寝覚めが悪い
②目覚めが悪い
正解はいずれも①。さすがにこれはOKだった。
言葉使いの誤解は俳句にとって致命傷になる。気をつけよう。
・世代間のギャップの大きい言葉
左側の「高校生が知ってる言葉」、分かりますか。私は全て初対面だった。親世代が結構知ってるのにはちょっと驚き。
次の会話を親世代の分かる言語に翻訳せよ、なんて問題があったらお手上げだ。
・この話イミフなんでディスることもできん。
りょ。
・夜中にコンビニでセルカしてたら、ポリ公にきょどってる思われて職質されたけどよ、とりま、いか。
今日の句
・長雨やコインランドリ向かう人
・竹林の風に吹かれて温め酒(ぬくめ)
・便り来て心豊かに菊日和
・夕焼けや一息ついて窓に顔
・秋空に音色懐かしわらべ唄
・爪弾けば音色涼しきギターかな
・草原の月の便りや独り酒