今朝の新聞から

今日は風もなく久しぶりに典型的な小春。

●国の見積もりが、すぐに2倍になるのは東京五輪だけではないようです。

福島第一原発廃炉費用。大幅倍増でなんと21兆円とか。このままほっておくとおくと東電が倒産するから援助しなければならない、と堂々と公言されているのにはびっくりしました。こういうのを、大船に乗った気持ち、というのでしょうね。すべて、電気料金に上乗せするとも公言しておられる。

一方東電は?

百歩譲って、倒産を免れさせるのはよしとしましょう。さらに一歩譲って、電気料金の多少の上乗せも認めましょう。社長や役員の更迭だけ?それじゃあんまりでしょう。忠臣蔵の不公平お裁きみたいです。せめて、全社員に波及する給与半減、賞与凍結を10年は続けて、廃炉原資とするくらいの恭順の意を示してもらいたい。でないと、会社に緊張感が生まれませんよ。

今朝の朝日の声欄に中学生からぐさりと来る投書があった。

「AI開発どこまで必要か考えて」要旨

「危機感を感じている。AIに一生奪われることのない職業を見つけられるか疑問だから。科学技術の進歩が、人間存在の価値を大きく揺さぶっていることに気がついてほしい。何のためのAIか、それが何のために必要か良く考えて欲しい。わたしは、人間にしか出来ないことを必死で探す時代が来て欲しいとは思わない。」

いかがですか、純粋な感性にうなずかれるかたも多いのではないでしょうか。AIと人の職域確保のバランスは、今後世を揺るがす大問題になるでしょう。

●うちのベランダから届くミカンの鈴なり

気がついたら今年もこんなになり始めていた。まだ、酸っぱいので採りません。来年までそっとしておくと適度な酸味になる。自家消費だけではとてもダメなので、近所のもらってもらう先を探す季節が来る。ブログ読者にもおすそ分けしたいくらいです。ただし、送料着払いで。

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おまけの写真。クリスマスに因んで。

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・月仰ぎ今日一日を謝す眠り

・一年(ひととせ)の無事謝し仰ぐ冬銀河

定年退職者へのねぎらいです。

・役目終え案山子の肩に赤とんぼ