花は未だ

●「教育勅語を教材にすることを否定せず」、教科書検定で「パン屋⇒和菓子」、「遊具の公園⇒和楽器店」。こういうことをしなければ、安倍総理は国の守り人として頼もしいのだが。国土防衛はこのような時代錯誤の精神が伴わないと出来ないものなのだろうか。不思議だ。

民進党がリベラルな精神で国土防衛に熱意を注いでくれるのならむしろその選択肢もありだが、なんとも頼りにならないことが露呈してしまっているからね。安倍一強の国民の不幸、ここにあり。

●うちのすぐ隣の道路わきにとてつもなく立派な辛夷の木があり、まさに満開である。例年これも同じ道路の桜並木の花と競うように咲き誇るのだが、今年は花がかなり出遅れているようだ。

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青空をバックにしても見事な眺めだが、日暮れ時の薄明かりに白く浮かび上がった様もなかなか風情がある。

・黄昏や辛夷の花の薄明かり

・白雲や枝垂れ桜の続く道

●季語の地方によるずれ

講座の質問集から

①北海道や沖縄など、地域によっては季語が合わないことがあります。季節のずれをどう考えて詠めばよいですか。

「俳句の基本は当季を詠むということですから、北海道なら北海道の、沖縄なら沖縄のその時々にあった季語をもちいて作句されては如何でしょうか。たとえ地域が変わっても、季語そのものが持っている季節感に変わりありません。」

②季語の本意(=背景)を知るにはどうしたらよいでしょうか。

「大型の歳時記には季語と例句、本意に触れた解説も載っています。しかし季語の本意に縛られすぎると、知識優先の句作りに陥る可能性があります。矛盾するようですが、頭で考えず、まず実物を見てその感動を詠んでみます。そのあとで、歳時記の例句と解説を読まれることをお勧めします。」

●花

前回記事の桃のような花のアップ写真です。これで判別できるでしょうか。

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