いのち・ほか

今月のカレンダーの猫。不快指数にふさわしいポーズ。

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●台風の動き、気になりますね。各国の予報未だ定まらず、日本中全てに訪問の恐れあり、まるで哲学者の未来予想みたいです。米軍の予報がかなり信頼性高いと思っているのですが、それによると南九州行き、博士のところ直撃みたいですよ、要厳重警戒。

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●今朝の自家農園

バケツ栽培のお米がうまくいってるみたいです。

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小玉西瓜初めての収穫。

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●まだ俳句講座最終課題提出が済んでいない。およそ1ヶ月遅れ。

・遠くより園児らの声原爆忌

・雲の峰喜寿一念のヘボ俳句

●いのち

・亡くなられた日野原先生は講演でよくいのちについて言及されました。いのちとはなんでしょうか。科学で特定するのが難しいと思います。日野原先生は一つのたとえとして、いのちとは各個人に与えられた生きる時間であると定義されました。命を如何に輝かせることが出来るか、イコール与えられた時間を如何に輝かせて生きることが出来るかということになります。

・その一つの回答を、「哲学の教科書」中島義道で見ることにします。

それは「自分自身になること」。自分の信念に基づき一生精進、行動すること、自分にふさわしく生きること、それ以外に最高の自己表現はありません。この本では、まとめとして哲学者モンテーニュの言葉をあげています。

「彼は無為のなかにその一生をすごした、ぼくは今日何もしなかった・・。冗談ではない。君は生きたではないか。それこそ君たちの仕事の根本であるだけでなく、その最も輝かしいものではないか。もし大事業をする好機が与えられたら、僕もこの腕前をみせてやったのに、と君は言うが、もし自分の生活を考え導くことができたのなら、それだけで君は最も偉大な事業を成し遂げたことになる。我々の偉大で光栄ある傑作とは、ふさわしく生きることである。そのほかのことは、統治することも、金持ちになることも、家を建てることも、付帯的二次的なことに過ぎない。」

・長男は20年以上のカルガリーでの生活の末事故死しました。仕事はSEでしたが、自然を愛するその気持ちに真正面から向き合った自己表現豊かな生涯であったと思っています。それを一番理解しているお嫁さんは、彼の地で生きた証として最もふさわしい墓標を残した。

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ここは取っておきの公園墓地です。ベンチのような形ですが墓標。この反対側にゴルフ場が連なり、ロッキー山脈を窺うことができる。

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メモリアルベンチです。10年間カルガリー市の管理下にある。

ベンチの先、はるかカルガリー市のダウンタウンが見える。右側はロッキー山脈。

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バンフの著名な湖。事故現場。

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1986年から3年半カルガリー市で住んだ家。この状態で現存している。築40年にはなっているはずだが、恐らく内部はクリーンで中古として今も市場価値があるはず。日本と違って住宅は中古を売買するのが常識である。

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