健康寿命

健康寿命についての新聞記事。(朝日、8月15日)

健康寿命とは何でしょう。支障なく日常を過ごせる期間だそうです。具体的には?

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どれがあやしいかな~。歩くスピードというのは結構重要なファクターだそうです。研究によれば、歩行速度が速いほど長寿の傾向にあるとのことです。表情豊かかどうかは怪しい。歯は虫歯治療だらけですが入れ歯差し歯はゼロ、滑舌については自信あり。相手の目を見て話が出来る、前向きについてはOKだが認知機能が問題。花の認知が一向進歩しない。問題は社会性だろうか。社会的役割や地域コミュニティとのかかわりは殆ど無い。以上は私の状態だが、これを健康寿命を保っているといえるかどうか、この記事を書いた先生の意見を聞いて見たいものだ。

次の図は平均寿命と健康寿命の差です。

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男性の場合の健康寿命の平均は71.19歳。やばい! 喜寿は平均的にはとっくによいよいになっていておかしくない年だった。ブログなんかやってる場合でない。

もう一つ大事なことが書いてありました。健康診断(検診)について。

Q:高齢者にとっての健康とは?

A:生活習慣病などの慢性疾患があっても要介護状態にならず、自由に外出でき、自立した生活が送れる状態。若い世代は、検診で何の異常も見つからないことが目安だが、高齢になると全く以上なしは稀。持病や不調と付き合いながら生活の質を保つのが目標。

私はお陰さまで、「きわめて稀」の部類ですが、かりに数値に異常があっても、高齢者の場合は一病息災とみなして、投薬など即治療に走らないことが健康生活の知恵といえそうです。

●がん治療が進歩するかも

「がん細胞を消す夢の治療法。オバマ前大統領も讃えた革命的研究」・・・朝日新聞GlobeNO.196

米国のガン研究所の日本人主任研究員の業績です。米国では一部のがんについて臨床実験が始まった段階です。2019年には米国では認可が視野に入っているそうです。

健康な細胞に触れずにがん細胞だけを殺す新たな治療法。

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そのままでは無害の化学物質「IR700」を体内に流し込み、がんの部位に近赤外線を照射する。この化学物質は赤外線照射をうけるとがん細胞キラーに変身するのだそうである。この研究員の業績はIR700の発見。日本の研究環境に限界を覚えた末の頭脳流出だから、結局のところオバマさんのいうとおりこれは残念ながら米国の業績ということになる。その結果、日本での実用化も米国の後塵を拝することになるでしょう。10年もすればガンの大部分は完治、がん外科医の大量失業時代がやってくるかもしれません。