また週末

光陰矢の如し、月日のたつのは早いですね、また週末がやってきました。今回は特別な週末、いわゆるゴールデンウイークというやつです。あるクリニックなどは26日(木)から休んでいるところがある。11連休!毎日がゴールデンウイークの種族にとっては、TVの渋滞情報を楽しく眺めるのが日課になってうん十年といったところですが。

さて、最近のRECOCAにとっての週末は、オカリナをユーチューブにアップする時という日課が刷り込まれつつあります。おかげさまで動画の作成からユーチューブアップまでの手順、半分眠っていても手が勝手に動くようになりました。今日もアップしましたよ。今回はふるさとと竹田の子守唄。とりあえずご視聴ください。

ふるさと

 https://youtu.be/Cc-CLM8j-_4

竹田の子守唄

https://youtu.be/SpwVIDxnBO8

ふるさとはボランティア先どこでも最も人気のある曲で、この歌を歌って閉めるのが流れになっています。

竹田の子守唄、これも数ある子守唄の定番ですね。フォークグループ赤い鳥の大ヒット曲です。今でもユーチューブで聞けると思いますが、さすが最も心にしみる演奏解釈だと思います。この歌詞の中に同和関係の不都合な言葉があるということを誰かが言いだして、一時世の中から消えた時期があったようです。しかし名曲は名曲です。

●もう一つのこの時期のRECOCAの日課は俳句の句会への投稿です。春と秋の2回。春の締め切りは5月12日。投稿先は郷里愛知県のさる俳句大会です。ここ一週間くらいああでもないこうでもないと頭から離れないので、すっきりするために今朝投稿してしまいました。これで秋まで安眠できる。投稿した拙句。

・国会の病ほとほと梅雨籠り

・春愁や汝も吾も白マスク

・みちのくにお国訛りと聞く初音

なお初音とはうぐいすの鳴き始め(ホーホケキョにほど 遠い下手な鳴き声)

●話は変わりますが「ふるさと」歌詞の出だしの「うさぎ追いし」について。今でも「うさぎ美味し」と勘違いしてる人はもういないでしょうね。ちなみに、日本語変換の第一候補は「美味し」でしたが。

この「追いし」と「美味し」、俳句の上では雲泥の違いがあります。文法上前者は動詞、後者は形容詞。そして重要な違いは、「し」付きの動詞は終止形でないのに対し、「し」付きの形容詞は終止形であることです。なので動詞の「追いし」は切れ字になれない。よって俳句にならない。これに対し「し」で終わる形容詞は終止形なので切れ字として使える。よって俳句になる。代表例は「五月雨を集めて早し最上川」。

・ふるさとの兎の美味し春の山(美味しで切れるからこれは俳句。)

・ふるさとの兎を追いし春の山(「追いし」で切れないということはどこにも切れがないので、これは俳句でない)

という重要な違いが生じます。

後者で切れを入れて俳句にするには、

ふるさとに兎を追いぬ春の山

あるいは 「ふるさとに兎を追いて春の山」の形も近年許されるようです。