逃げる

逃げるが勝ち、となるのかと思っていたら爆弾がさく裂していますね。国会です。記録残っていないとされていた近畿理財局担当者と森友学園幹部との土地価格交渉の赤裸々な記録が突然現れた。最初からあれば1年もの国会の時間ロスはなかったかもしれないのにあきれたものだ。

もうひとつあきれたものといえば、日大アメフト傷害?事件。アメフトの知識はゼロだが、一回目の危険タックル直後になぜ監督コーチは当該選手を退場させて叱らなかったかが状況のすべてを物語っている。つまり、タックルをした選手と同様の意図(つまり潰す)を共有していたからだ。この場合「潰す」とは、場合によっては「怪我をさせても致し方ない」という暗黙の意図が含まれている。なぜなら、広辞苑を見てみよう。潰すとは⇒①ものに外部から力を加えて形を崩す。②、③略④殺す⑤機能を失わせる、役に立たないようにする。⑥絶やす、滅ぼす⑦台無しにする⑧ふさぐ

この両者の事件に共通するのは、「逃げる」。

国会では、政治家が逃げる、逃げる・・。トカゲのしっぽは財務省?本当の被害者は近畿財務局の担当者に見えるが。自殺までして、何を守ろうとしたのか。あるいは何を訴えようとしたのか。時代劇専門チャンネルにはまっているRECOCAには、上司を諫める侍の腹切りにも見える。

では、日大アメフト傷害?事件で逃げるのは⇒日大アメフト監督、コーチ。それに日大本体。心配なのは、タックルをかけた選手。トカゲのしっぽにされそうだ。近畿財務局の担当者のような所業だけは間違ってもしないように心を強く持って、逃げる輩どもを追いかけてもらいたい。

今朝の朝日より。ちょうどこの2件が並べて論評されている。多分「逃げる」の共通項からだろう。

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