ユーチューブ連続アップ4日目(最終日)

・今朝の句

楚々として山あじさひや江戸小町

・アップした曲は大きな古時計(おじいさんの古時計)です。昨日と同様カラオケとの二重奏。

youtu.be

  • 連続ユーチューブアップ4日目最終日は「大きな古時計」です。前回と同様オカリナ二重奏でアップしました。第1オカリナはRECOCA、第2オカリナはカラオケのオカリナマイスターです。

大きな古時計は、あたかも日本産の歌かのように人気がありますが、ヘンリー・クレイ・ワークという米国人によって作詞作曲された米国のポピュラーソングです。歌詞は、おじいさんと共に百年動いていた古時計が、おじいさんの死ともに停まってしまったという内容。イギリスを訪問中のワークがホテルの主人から聞いたエピソードをヒントに作ったと伝えられています。

歌詞の内容が内容だけに当初老人ホームでの演奏は差し控えていたのですが、意外と皆さんの人気曲で喜んで歌われます。保富康午の日本語訳がソフトのせいなのかもしれません。その個所は3番にこんな感じで出てきます。「真夜中にベルが鳴ったおじいさんの時計/お別れの時が来たのを皆に教えたのさ/天国へ昇るおじいさん、時計とお別れ/今はもう動かないその時計」

  • 昨夜のNHKTVの音楽番組であるピアニスト感銘深い言葉を残していたので採録しておきます。日本を自身の引退公演のため訪問中のポルトガルのピアニスト、マリア・ジュアン・ピレシュによる若手音楽家(ピアニスト)への言葉。

「前略、音は天から降ってこない。頭で考えだすものでもない。音は体で作り出すものだ。身体は皆それぞれに違う。だから出す音が違う。器楽奏者も歌手と同じ体で音を作る。だから、体の外にある楽器とうまくコッミュニケートして自分の音を作る技術を学ばなければならない。~中略~コンクール至上主義に警鐘を鳴らして・・・どちらが優れているかという考え方は創造性をそいでしまう。自分の方が優れていると思ったらそこで行き止まりである。そこが創造性の限界でそれ以上探求しなくなる。知らないと思うからこそ探求する。探求するから発見がある。―――心の声に耳を傾けてください。静けさと自然に思いを寄せ、他人に振り回されず、誠実にあるがままに全てを受け止めてください。―――」

考えてみれば、RECOCAが技術の未熟を顧みずユーチューブに公開している心境はまさにこれかなと思った。

近くの公民館ロビーの時計

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