猛暑ビジネス

●さすが日本。何でもビジネスに。こういう創意工夫のエネルギーが充満しているなら、自然や災害で深刻な痛手をこうむってもしぶとく立ち直っていくだろう。

35度越えの最中、建設現場、災害復興現場などの外での仕事は考えただけで熱中症になります。そこでただ手をこまねいているだけでないのが日本人特有のエネルギーです。現場の猛暑を少しでも軽減しようという工夫にとんだ機材の見本市が有明で開催されているとのこと。たとえば巨大送風機、熱を遮るヘルメット、内側を冷却水の流れるベスト、段ボールで仕切られた避難所用の超小型エアコン等々。

きのう我が家に作業に来た壁紙屋さんは小型扇風機付きベストを着用していた。すでにこの手のものはホームセンターで普通に売られているそうである。2万円ほどで、ちょっと高価であるが。ロンドンでも30度の記録的暑さで大変。とくに地下鉄が古いからエアコン設置のスペースがないそうである。なにか売り込むチャンスかな。

・煮えたぎる地獄の釜の極暑かな RECOCA

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与謝野晶子の歌。折々の言葉から

いづくへか帰る日近きここちして

     この世のもののなつかしきころ

年のせいでこの歌が妙に心にしみた。明日とも知れぬ余生に気が付くと日常のさりげない諸事万端が愛おしくなる気持ち、よくわかる。

・一切を許してひとり梅干しぬ recoca

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・定年前後にやってはいけないこと。本の新聞広告がなんとなく目についた。この中で最も確かなこと→→義理を欠くのは老人の特権。資格獲得の勉強をしてはいけない、は本当だろうか。経験がないので分からないが、なんとなくよさそうに思うが。

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