バラシリーズ・その2

数日前、シューベルトの野ばらをアップしましたが、今回はその続き、ウエルナー作曲の野ばらです。両方ともゲーテの詩を題材にしています。しかし、曲想は対照的。シューベルトのは可憐な中にもドラマチックな流れですが、ウエルナーのはあくまでもゆったり穏やかな癒し系の音楽です。こちらの方が歌いやすいでしょうね。ハインリッヒ・ウエルナー:1800年、ドイツの作曲家、歌曲の作品が多い。

アイルランド民謡に、夏の名残のバラという有名な歌がありますが、今朝はなぜかこのイメージが湧いてきたので、バラと名残りをテーマに句を作ってみました。なお、夏の名残のバラは後日アップします。

・冬バラの名残り惜しけり二つ三つ

・バラの香を名残りと思ふこの世かな

おまけ

・七福を巡る武蔵野冬温し

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