野菊

皆さんこんにちは。

東久留米は雨も雪も降りませんが、今夜関東平野は雪かもという予報です。去年の今頃は大雪で閉口しました。それで大層な自動運転除雪機を購入した方がおられますが、今年は出番がなくていまいましい思いをしておられるのではないでしょうか。

さて、今回から3回連続で私が最もお気に入りの唱歌をご披露いたします。あまりポピュラーではない曲の中から選びました。まず筆頭は、「野菊」です。これは本当に知らなかった。10年ほど前に偶々楽器博物館で耳にして、あまりの清純な歌詞と曲想に驚いた記憶があります。小・中の音楽教科書に入っていないのではないかな~と思います。とにかく習った記憶が全くないのです。

調べてみると曲が出たのは1942年。戦争ムード真っ盛りの頃です。こんな時によく発禁にならなかったな~と感心していると、やはりそうではなかったようです。世に出る寸前に軍部から相当厳しいチェックがあったらしいです。みんなが鉄砲担いでいるときにこんな女々しい歌を作るとは何事か、とか何とかいわれたとのことですが、いやそうじゃない、菊というのは日本人の魂の根幹をなす花だとかの屁理屈でかろうじて日の眼を見させることができたようです。

メロディも単純明快そのもなのに、心にしみわたる歌です。これがRECOCA一押し唱歌です。

まず歌詞はこんな感じです。素晴らしいと思いません?

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それではRECOCAのオカリナでどうぞ。

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