♬河はよんでいる

・今朝の朝日新聞コラム折々の言葉、に目をとめた人多かったのではないか。

「最も賢い処世術は社会的因襲を軽蔑しながら、しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。ーー芥川龍之介

さすが天下の芥川、鋭い。社会に跋扈する知識人、評論家を痛烈に批評する言葉とRECOCAは解釈した。勿論感性鋭い自身であるから、自分もその範疇にあることを百も承知であったであろう。だからこそ結局のところ自身に嫌気がさして自殺しなければならなかったのではないか。誠実な作家といえる。

・年が明けてから毎日歩くようにしている。携帯の歩数計によると6~7千歩である。それで最近気が付いたことであるが、3000歩を過ぎるころから急に疲労を感じて速度が鈍り一休みしないと後が続かないようになってきた。これは、数年前まではおよそあり得ないことで、これが老衰ということだと実感するに至っている。そういうこともあって、いつ倒れるかもわからい状態に見えるので、オカリナを録音したら溜め込まずにすぐにアップすることにした。

・そこで今日の曲は「河はよんでいる」

これは、URURUNDOさんのブログ記事に触発されたものである。1960年ごろのフランス映画の主題歌であるが、RECOCAはこれを歌っていた中原美紗緒のファンであったということを突然思い出したのである。東京芸大声楽科卒の本格派シャンソン歌手であり、カワイ子ちゃんで声は底抜けに明るい。しかし、映画のストーリーはただ明るいだけでなく、どろどろした醜い人間性を描いいている。

RECOCAのオカリナで、河はよんでいる。

 

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中原美紗緒の歌。

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ついでに思い出しましたが、昔「バス通り裏」という連続TVドラマがありましたが、年配者の方覚えておられますか。いまの連続TV小説のはしりみたいなものです。毎回見ていました。いまの朝のTV小説は見たことないですが。その主題歌も彼女が歌っていました。男声コーラスはダークダックスです。

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