お早うございます。
眠気覚ましに花クイズ。この花は何でしょう。今咲いている花。
今朝の歌は、昭和9年の超懐メロ、国境の町です。
今の時期旬の国境は米国とメキシコですが、この歌の国境は満州とソ連、今でいうと中露国境です。個人的には、この曲は戦時歌謡の最高傑作だと思っています。歌っているのは東海林太郎。この歌は、他の歌手がカバーしているのをあまり聞いたことがないです。多分歌うのが難しいからでしょうね。第一フレーズとおしまいのフレーズがオクターブ(8度)下がって終わるという、ほかの曲ではまず聞いたことのない特徴を持っています。その下がったところから一気にさびの高音に移行する作りが、高揚感を盛り上げる効果を発揮します。
国境の町
作詞 大木敦夫
作曲 安倍武雄
歌 東海林太郎
1.橇の鈴さえ 寂しく響く
雪の荒野よ 町の灯よ
ひとつ山超しゃ 他国の星が
凍り付くよな 国境い
2. 故郷離れて はるばる千里
なんで思いがとどこうぞ
遠きあの空つくづく眺め
男泣きする宵もある
3. 行方知らない さすらい暮らし
空も灰色 また吹雪
想いばかりが ただただ燃えて
君と逢うのは いつの日ぞ
〇RECOCAのリコーダー
〇東海林太郎の歌