白い花の咲くころと同様RECOCAお好みの歌、あざみの歌です。両方とも昭和20年代のNHKの名放送番組「ラジオ歌謡」に登場した歌。清純な昭和20年代の歌謡曲を代表する名歌で、子供の頃このような歌に触れて歌謡曲ファンになっていました。
昨日の「白い花の咲くころ」のブログ記事へコメントをくださった方お二人ともその曲をよくご存じないとおっしゃっていたので、昭和の歌謡曲集を二冊調べてみたら意外や意外両方ともに載っていません。いわゆるヒット曲ではないのかもしれませんね。
さてあざみの歌は、二木紘三歌物語によれば、復員してきた18歳の青年が家族の疎開先の霧ケ峰高原のあざみの花を自分の理想の女性像にダブらせて綴った詞だそうです。
下記の詞は二木紘三歌物語より転載。
作詞:横井弘、作曲:八洲秀章、唄:伊藤久男
1 山には山の愁いあり 2 高嶺(たかね)の百合のそれよりも 3 いとしき花よ 汝(な)はあざみ |
オリジナルの歌唱は伊藤久雄。私のお好みの歌手の一人。その前にRECOCAのリコーダーでどうぞ。
オリジナル歌手伊藤久雄の歌唱。
ついでに昨日の曲、白い花咲くころのオリジナル歌唱も載せておきます。