寒!

明け方、思わずブルっときてカーデガンを羽織りました。

長らくの梅雨の雨と低温傾向、空の星がそろそろ懐かしくなるころではないかと思います。それで「昴」を再掲。

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ところで、50年前、私が就職で初めて東京、東久留米に住み始めたころを回想してみると、7月の涼しさはそんなに珍しいことではなかったように思います。東京で初めて夏を迎えたとき感想は、なんという素晴らしい天国!。これは、当時でも35度の名古屋から移り住んだ者とっての偽らざる思いでした。何しろ雨戸を閉めて寝れたのですから。梅雨が終わるのが7月下旬、8月になってやっと30度の声を聴くのが普通でした。ですから酷暑はひと月くらい我慢しておればよかった。それが明確に異変を感じたのは1990年になってから。そのころのある年、突然背広ネクタイで歩けない6月がやって来ました。随分異常気象の年と騒がれましたが、その年以降6月の30度は珍しくなくなってしまいました。そして今や世の中40度も覚悟せねばならないことに。実際この時期ヨーロッパは45度、インドは50度です。

これは人間活動の影響も大きいでしょうが、太陽活動の盛衰との複合作用とみたほうが正しいのではないでしょうか。仮に二酸化炭素を排出しない文明であったとしてもこうなっていたのではないか想像します。気候をコントロールする能力は人類にないし、その権利も与えられていないと思うので、気候変動にはひたすら耐えるしかない、そう思います。

昨日の今日の言行不一致ですが、俳句。

・梅雨寒や少年の日の日記帳

・突然の病む頼り来て走り梅雨